パスワードを忘れた? アカウント作成
495146 journal

SS1の日記: 本日の宇宙委員会 8

日記 by SS1

やっとでてきた年末の予算がらみの話がいろいろと。

2006年12月21日 宇宙科学ワーキンググループ(第4回)議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/kagakuwg/07021612.htm
日本が強いのは宇宙天文学の分野で,国際協調もあって太陽系惑星探査も政策として力を入れたいが競争が激しい分野で,月なんかとくに調べつくされてる。で,どうしよう・・・ てなかんじ。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/honiin/07030622.htm
2006年12月25日 宇宙開発委員会(第46回)議事録
平成19年度宇宙開発関係経費について,
「【奈良課長】 先ほども少し触れたが、19年度予算については、SOLAR-BとSELENE終了等のために、トータル71億円の自然減があり、そこがスタートラインになってしまったという経緯がある。もう一つは、もう少しバラエティーに富んだ新しい計画が具体的になっていればそれなりの折衝ができたと思うが、今回は新規ダマが少なかった。」
“はやぶさ2”は一歩及ばずというところでしょうか。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/yusou/07031314.htm
2007年1月12日 輸送系ワーキンググループ(第3回)議事録
GXロケットどうよ,で延々と。HOPE-Xも忘れないでねと,一言あり。あと,議題に有人探査が取り上げられてるのもトピックですかね。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/keikaku/07031313.htm
2007年1月29日 計画部会(第8回)議事録(宇宙科学ワーキンググループ報告書について)

宇宙科学ワーキンググループ報告書を受けての会議。はやぶさミッションを実現した宇宙研のトーナメント的ミッション選抜方式の評価とか。今後の科学探査はどうする? という話をグダグタと。争点は科学ミッションの選考と政策上の重点配分を科学コミュニティといかにフィットさせるか。なんてはなし。
有人探査の話も出てくる。結論は「当面は無人である」とのこと。
けっきょく,国策としてやるには,何らかの国益をもたらす大義名分がいるよね。いーのないかなー・・・ という話。

#いや,月探査じゃ理学コミュが萌えないって話なんだけど・・・ おろおろ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 天文台(極地)なりカタパルト(赤道)なりを作る段階に入ってもいいんじゃねーかと思う。スイングバイするにしても火星すらまだまだ遠い。化学エネルギーによる航法は既に理論限界に近い以上、これを近いものとするためには月カタパルトの建造と運用ノウハウの蓄積が必須と言える...なーんてな。でもそろそろ絵を描く頃合だと思う。
    • 正直カタパルトは微妙。地球の地べたでウンkm/sとか出すわけに行かない以上、とんでもない高さと長さのカタパルト設備が要るわけで。
      かと言って現実的なサイズの地球カタパルトなんて作ったところで節約できるエネルギーはたかが知れてるし。

      それだったら回収再使用できる第1段ないしブースターの方がいいのですが、比推力は高くないけど推力と構造効率とサイズで有利な第1段向きの
      液酸-炭化水素系の大型エンジン、というのがほぼすべて旧ソ連に独占されているのが現状。アメリカにもあるけど古いし性能悪いし。
      そういった意味でもGXのアレはもうちょっと何とかならんのか、という話なのですが……。
      親コメント
      • >地球の地べたでウンkm/sとか出すわけに行かない以上

        これは月カタパルトの話よん。というか月の話だけに反応してみた。
        「運用」ってのも「月軌道でΔvして月表面への遷移軌道に移った荷物を月面で捉えて加速」みたいな感じの運用。

        もっとも、地べたでンkm/s出してもいいじゃない。と思うけどね(ぉ
        とはいえカタパルトだけで軌道に乗せなくても、一段目の代りにするだけでペイロードがン十-ン百倍になる可能性があるから十分開発する価値があると思う。
        親コメント
        • > カタパルトだけで軌道に乗せなくても、一段目の代りにするだけでペイロードがン十-ン百倍に

          なりません。第1段の代わりをする以上第1段がやっていること以上の働きはできませんし、
          仮にH-IIAがペイロード10倍でLEOに100t、なんてことができたとして、
          そんな数百tあるブツを加速するカタパルトってどれほどの電力と土木構造物が必要になるか……

          そりゃ大気が無くて重力も小さい月ならカタパルトも成立するでしょうけど、
          月の大規模開発なんて、単位ペイロード質量あたりの打ち上げコストが2桁下がってから考えたって遅くない。
          親コメント
          • >なりません。第1段の代わりをする以上第1段がやっていること以上の働きはできませんし、
            >仮にH-IIAがペイロード10倍でLEOに100t、なんてことができたとして、
            そう言うからには当然一段目最大の役割とか損失の大きさとその理由も考えに入ってるんだよねー?
            もちろん一段目をカタパルトに置き換えるとその損失がどうなるのかも考えてるよね?

            >そんな数百tあるブツを加速するカタパルトってどれほどの電力と土木構造物が必要になるか……
            たった数百トンで技術的ブレイクスルーが必要になるなんて面白い事を言うなー。
            最大積載量20-30tのトレーラーがその辺ごろごろ走ってるんだけど、その辺も把握してるよねー?

            >月の大規模開発なんて、単位ペイロード質量あたりの打ち上げコストが2桁下がってから考えたって遅くない。
            地球から持って行くつもり?そりゃご苦労なこった。
            親コメント
            • >そう言うからには当然一段目最大の役割とか損失の大きさとその理由も考えに入ってるんだよねー?
              >もちろん一段目をカタパルトに置き換えるとその損失がどうなるのかも考えてるよね?
              1段目の最大の目的はペイロードにΔVを与えることです。それは2段目以降とまったく変わりません。
              そして、1段目がカタパルトになったところで重力損失や空力損失や操舵損失は減りません。
              地べたが近地点で200km上空辺りが遠地点のホーマン軌道にペイロードを放り投げるとか、
              直接必要とする軌道高度にカタパルトを作りつけて放出する、とかなら話は別ですが。

              >たった数百トンで技術的ブレイクスルーが必要になるなんて面白い事を言うなー。
              >最大積載量20-30tのトレーラーがその辺ごろごろ走ってるんだけど、その辺も把握してるよねー?
              30m/s^2、つまり約3Gで加速するカタパルトで、カタパルトを併用するのに意味がある増速度、
              たとえば3.0km/sを得ようとすると、長さ150kmのカタパルトが必要ですよね。
              そして地上への影響とか空力損失の低減を考えると、カタパルト末端の高さは少なくとも10~数十km、
              しかも極超音速で加速するロケットの衝撃波をごく近くで受け止め、ロケットの方へ反射させない。
              ロケットそのものにコイルつけると構造効率がてき面に悪化してカタパルトで飛ばす意味がなくなるから、
              何らかの台車に乗せて発進させる必要があって、その台車を減速して回収するためにさらに構造物が伸びていく。
              こんな構造物がまったく技術的ブレイクスルーを必要とせずに出来るとは思えないのですが。
              で、カタパルトに現実的な物理的制約をかけてしまうと、得られる速度はせいぜい高亜音速、
              高度だって高々数百m、自然の山を使ったって数千m……こんなカタパルトなら無いほうがマシ。

              >地球から持って行くつもり?そりゃご苦労なこった。
              月面初の材料製造プラントの材料は持っていかなきゃならないでしょ。最低でも数百~数千tオーダーで。
              当然その前、プラント建造の決定までには延々探査、探査、探査の繰り返しだからここでも大量に打ち上げるでしょ。
              そして、月面で手に入らない/製造しにくい材料や部品は継続的に地球で作って送らなきゃいけない。
              資材のいくらかを月で自弁するにしても、そこに至るまでにはやはり地球からの打ち上げコストの大幅低減は必要です。
              親コメント
              • >1段目の最大の目的はペイロードにΔVを与えることです。それは2段目以降とまったく変わりません。

                んじゃ、どーしてSRBみたいな比推力の悪いものを使うんだい?一段目のノズルが大気圏内用なのはどーして?

                >そして、1段目がカタパルトになったところで重力損失や空力損失や操舵損失は減りません。

                あのね、ロケットは後で噴射する推進剤を運ぶために持ってるエネルギーの大部分を使っちゃうの。この意味わかる?

                >地べたが近地点で200km上空辺りが遠地点のホーマン軌道にペイロードを放り投げるとか、
                >直接必要とする軌道高度にカタパルトを作りつけて放出する、とかなら話は別ですが。

                その方がいいね。そう大きなブレークスルーなしにSSTOを作れる。

                >30m/s^2、つまり約3Gで加速するカタパルトで、カタパルトを併用するのに意味がある増速度、
                ...
                >高度だって高々数百m、自然の山を使ったって数千m……こんなカタパルトなら無いほうがマシ。

                まさに結論ありきだな。できないような設定を作っているだけ。あんたは何がしたいの?
                150kmが何?地上への影響?ナンデ地上?数十km?空気があるのに?
                ロケットの方へ反射させない?台車に乗ってるのに?本当にその「設定」は必要?

                >月面初の材料製造プラントの材料は持っていかなきゃならないでしょ。最低でも数百~数千tオーダーで。
                だからさー、ご苦労なこったっての。少しは頭使ったら?
                親コメント
              • # 今頃この議論に気がついた…。

                 私もずいぶん以前に試算したことがあって、カタパルトが使い物にならないという点については賛成なのですが、
                1段目がカタパルトになったところで重力損失や空力損失や操舵損失は減りません。
                (水平方向への加速に使うのであれば)重力損失はなくせるのではありませんか?

                 私の理解としては、カタパルトの利点は:
                • 使いようによっては重力損失をなくせる
                • 加速機構をカタパルト側に持つことができ、この場合は『推進剤で推進剤を加速する』ロケットのような無駄がない
                  (逆に言えば、カタパルト側ではなく射出体側に推進機構を持たせるなら、メリットはない)

                というところだと思っています。

                 つまり、カタパルトの利点を活かすには、現在の工学では推進機構としてはリニアモーターくらいしか選択肢がない。(超音波モーターのような接触式で加速することはまずありえないので)
                 ということで、リニアモーターで試算したところ…
                • 必要な電力がとんでもない
                  ペイロード10t、それを加速させる車台(リニアモーターカー)20tとして、大型原子力発電所の出力1時間分を数分で放出するレベル。
                  (ロケットは確かに無駄はあるが、それをカタパルトにしたところで思ったほどエネルギーを減らせるわけではない)
                • 必要な構造がとんでもない
                  長さはともかく、高度100kmの構造を鋼鉄で作ったとして、(単純計算では)地表部分は高圧装置でダイヤモンドを作るレベルの高圧に耐えなければならない。
                • そもそもそんなスピードで機能するリニアモーターを作れない
                  (コイルにはリアクタンスがあるので…)

                あたりで、「こりゃダメだな」となりました。

                 私の試算は地球で行ったものですが、月面であっても(いくつかの条件は劇的に緩和されますが)やはりイマイチ実用的ではないだろう、と思います。
                 月面の資材を、「事業として」「長期間継続して」打ち上げ続ける必要があるのなら検討の余地はあるかもしれませんが、まずそういったことが考えにくいので。(例えば、月面の数百万トンのヘリウム3を運び出すくらいであれば、建設や運用まで考慮すると、ロケットのほうが多分安上がり)
                親コメント
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

読み込み中...