SS1の日記: 八卦よ~い。の4
昨日は吉祥寺で易筋経体操をしてきました。
会場へは,吉祥寺駅を降りて公園側の改札から井の頭通りへ出て,渋谷へ向かって1キロほど歩いていくと見つかる歩道橋の向かい側。ここまで,歩道橋は一つも無かった。ということは『マリみて』の半日デートで登場する歩道橋はここか(*1)。せっかくなので歩道橋をわたってみる。歩道橋からは,すぐそこの前進座劇場を見渡せる。ふむふむ。歩道橋の手すりには風除けの,半透明のパネルが張られていて,パネルと手すりの隙間から,コソコソと観察することが出来る・・・ が,逃げ場ないぞ。ここ。
参加者は,講師を含めて24人くらい? 大人数だけど,総合体育館よりは広いスペースなのと,易筋体操は,動きまわることが無いので,狭くて困ることは無くて,むしろ余裕があった。
ちょっとだけ自主錬
さて。30分ほど早めについてしまったので,ウォームアップを兼ねて,自主錬をする。私の場合,走圏と単換掌それぞれに課題を抱えていて,その修正中なんである。
走圏の課題は歩幅の調整。これは「尻えくぼ」作って歩くようにしてから,歩幅が大きすぎて骨盤をよじる動きなってしまったのを直すために,減った大腿の稼動範囲の分だけ歩幅を詰める作業。歩き方を変えると,バランスが色々と代わってしまうので,そこを修正するのが主な課題になる。
単換掌の課題は馬歩の中正。これは,中正が出るまで単換掌の擺歩のタイミングを変えることにした。具体的には,馬歩するところで擺歩(円周に平行に)せず,両足を平行に向ける。それから,次に扣歩する直前で,(右回りの走圏から入ったのなら)左足のカカトでピボットして擺歩するやり方。
・・・をやろうと思ってたんですが,上級者の方が乱入してきてグダグダに。あうう。
で,易筋経。はじめは,いつものように講義から。
李師匠の教える易筋体操は,およそ1500年まえの文献である易筋経が原理となっているそうである。で,この本は短いから,読んでみてくれ・・・ ていうんだけど。出版されてんですかね。
で,易筋とは,易筋の易は変えるということで,筋を変える運動。それって,ようするに筋トレ? という印象を持つんだけど,鍛える場所がちょっと違うんだそうである。
もちろん,運動としては筋肉を使うんだけど,それによって気血を練り,練った気血で筋肉を充実させる,そのための,気血と筋骨を繋ぐ間にあるものを鍛えるんだそうな。で,それが「膜(まく)」。膜って,何? と思うんだけど,説明では腕の解剖図みたいのを描いて,その筋肉を包む膜を指して,これね。とか説明を受ける。腹膜では無いみたい。で,普通はその膜の外を気血が流れていて,運動すると,膜の中に気血が取り込まれ筋肉が運動できる,運動すると気血が充実する。そういう循環がある。その循環を効果的にやることで,膜を強化するというのである。まとめると,
「筋肉:まっくまくにしてあげる,気血:してやんよ」
つうことでしょうか。具体的に膜が指しているのがリンパ液の循環系なのか,細胞膜の酸素交換能力なのか,とか,ついつい考えてしまいます。
講義全体の印象は,ちょっと「心理学」に似てるなとか思って聞いてました。たとえば陰陽の対比とか,見えるものが陽で,見えないものが陰。直接動かせるものが陽(筋肉)で,動かせないものが陰(気血)。陰(気血)は見えないけれども,悪くなってくると,それは陽に影響して現れてくる。これって,心理学の意識と無意識の対比と,ちょっと似てます。
講義からははずれるんだけど,気血について,解剖学的なアプローチってのも可能なんじゃないか,と私は思ってます。たとえば,術前に注射する「硫酸アトロピン」てのがありまして。こいつ打つと一週間くらい,軟便がつづくんでいやなんですが,この薬物は,副交感神経の麻痺作用があって,それで内臓が活動しなくなるためにこうなるらしい。でもって,内の気血は副交感神経のこととか,そう説明できそうな気もするのだな。同様に外の気血の腰から背中にかけてのものは,仙骨自律神経系の作用と考えることも可能だと思う。つまり「自律神経系⇒気血」というわけ。
ただ,これを本気で対応付けて説明しようとすると,いろいろ無理が出てきて,逆にオカルトっぽくなるんだけども・・・ そのあたりが,心理を脳の解剖学的理解だけで説明しようとするのと似てるなと思うわけです。だもんで,この「膜」のことを解剖学的な意味の「筋膜」や「骨膜」と,どう結びつけるか・・・ となると,ちょっと引いてしまうところがありますね。
はじめての馬歩
易筋体操は,初めにダビンチの人体図みたいに,大の字に開いたところからはじめます。ここから馬歩をしつつ,それにシンクロさせて,両腕をしぼって腰に構えます。この動きって,ちょっと空手っぽいんですが,易筋体操は,もともと少林寺に発するそうなんで,その影響なのかもと思いました。
この最初の動きは,体幹部に気血を集めるための動きとのこと。実際,非常に腹圧が上がります。このとき息を止めてしまうと,血圧も思いっきり上がって,逝っちゃう恐れもありそうなかんじ。
でまあ,この馬歩の体勢から,いろいろやるんですが,その間は,ずっと馬歩したままです。だもんで,「正しい馬歩のやりかた」が重要になってくるわけで,その説明がありました。以下はそのポイント。
1.ヒザを絞って正面から見て三角形に見えるようにする。
相撲の「蹲踞」だと,ひざ下は垂直におろすんですが,そうじゃなくて,足首,ヒザ,大腿股関節が,前から見て直線の関係になるようにする。とのこと。形だけ見てると,蹲踞よりも,スキーのプルークに似てると思います。正直に言えば,これははじめて知りました。だから,いままでずっと「蹲踞」してたわけなんですが・・・ う~む。
2.椅子に座るように腰を落とす。
これは,何を言っているかというと,椅子に座ったときのようにヒザと股関節にしっかり90度くらいの角度をつけろ。っていう意味だと思います。たとえば,走圏のときは,骨盤と大腿の関係は,まっすぐになるようにしてますが,そのまま下げると,ヒザが前に出てしまいますが。そうゆうのは,良くないってことなんだとおもいます。で,大腿が水平になるように,しっかり曲げろ・・・ と。
3.同時に中正と含胸亀背と端腰を保つ。
上体(骨盤から上)は,走圏とまったく一緒です。
あとは省略。
易筋の効用:
これなんですが,すぐにありましたよ。家に帰ってから,寝る時に,いつもストーブ点けて寝るんですが,昨日は点けずにそのまま寝てたのに,体がポカポカしてました。
以下は,メモを起こしたもの。なんかもうサッパリですね。
易筋経「生命の珍典」
養生,武功,人生
陰陽図
陰:精,気,神
陽:筋,骨,肉(筋と肉は別なのか?)
陰:見えないもの
陽:見えるもの
易筋の効用:(メモを見たが読めませんでした・・・)
1.○○周血
2.通行気血
3.助膜精○
4.把獲伝神
1500年前
少林寺
気血を練る
易筋 筋を変えるという意味
筋と気血を結ぶものは,膜
易筋では,膜を練る
膜とは,筋を包んでいるもの。気血は,その外側にある。
中正→気血→膜→筋
筋肉の酷使は,気血を弱めてしまう。
易筋体操24個の動作
肩:8個
腰:8個
ショウタイ(?,アキレス腱?):8個
練習:
肩の体操3パターン
1.バタフライマシンみたいなやつ。グーでやる。
2.手を伸ばして,下ろして,クロスして上げる。
3.2のはんたい。
腰のパターン2種
1.抱え投げを左右に打つ。
2.牛を引っ張る。
大起式:
易筋を意識した大起式の実習
(*1)半日デートで登場する歩道橋:アニメ版,原作の小説ともに,別の場所らしい。
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