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SanPierreのコメント: Re: 戦時中に見つけていたら (スコア 1) 42

日本でも超ニッケル集積植物は生育しているようですが
超ニッケル集積植物"タカネグンバイ Thlaspi japonicum"の化学組成とニッケル化合物の結晶
そもそもこうした植物の存在が知られたのは戦後1948年の報告が最初のようです。

タカネグンバイについて言えば北海道の高山に生える絶滅危惧IB類らしいので工業的な利用は難しそうですね。

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SanPierreのコメント: Re:煤の除去 (スコア 3, 興味深い) 118

by SanPierre (#3638364) ネタ元: 竹粉を燃料にする「竹粉エンジン」
KAKENのページの「研究実績の概要」によれば

従来の燃料と混合した竹粉混合燃料としてエンジンを動かし, 化石燃料の消費量を押さえつつ発電を行える発電機を研究することにした.

とあるので別に車載がターゲットではないように見えるんですよね。

今回の実験では市販のディーゼル発電機を利用して実験を行ったがこの市販のディーゼル発電機は軽油を使用したディーゼルエンジンが最も効率が良い回転数に設定されているが, この回転数では竹粉を燃料とするには高すぎるのではないかと思われる.

小型エンジンを使ったのは予算とか場所の都合に見えるので、内燃機関でもC重油が前提の船舶用低速ディーゼルならもっと簡単なんじゃないかと思います。
今でもFCC触媒の粉入りC重油みたいな無茶な燃料を食わされてるらしいですし。

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SanPierreのコメント: Re:規模感 (スコア 5, 参考になる) 52

うむ。撹拌するとか流体を細いノズルから噴出することで乱流化するとか、界面を広げるのはむしろ固体よりも楽でしょうね。(それには動力が必要ですが)
しかし、抽出後の二液相分離を重力に頼る場合は一定の時間がかかりますし、処理速度は色々と律速される(短縮したければ、遠心分離とかさらに動力の投入が必要)という感覚は間違ってないように思います。

ちなみに、論文の要旨を見る限りは、塩濃度が低い場合は逆浸透膜の方がエネルギー消費は低くてすむみたいです。
どうも膜分離は塩濃度7~8%くらい(海水の塩濃度の2倍程度)までしか使えず、それ以上の高塩分濃度である産業排水には今回の方法が低エネルギー消費である、ということのようです。
ちょっとタレコミ文にミスリーディング感が…。それと、「加工元の水が70℃未満の温度であれば」ではなく「70℃未満程度の熱源があれば」利用可能(だから低温排熱や地熱やちょっとした太陽熱温水器と組み合わせて安価にできる)が正しいです。

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SanPierreのコメント: Re:CO2の固定とか (スコア 1) 141

技術的なハードルが低そうな地中or海中隔離方面は、日本では苫小牧で実証試験をしていますね。
油田にCO2を押し込めて石油を増産する方法向けのCO2分離回収は、海外では商業実施されてます。三菱重工とかプラントを販売してます

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SanPierreのコメント: Re:>氏の絵は下手だと思うが (スコア 1) 33

by SanPierre (#3405554) ネタ元: 訃報:加古里子博士が逝去

専門外の分野であっても、専門家並みに勉強して調べて描いている。

「地球 その中をさぐろう」という絵本にはプレートテクトニクスに基づいた説明があります。現在では人工衛星などを用いた精密測定でプレートの動きが観測でき、正しさが証明されていますが、この本が出版された1975年の段階では(特に日本の地質学会においては)定説になっておらず、地向斜説との論争が続いている状態だったようです。
ご自分で調査し、どうやらプレート理論の方が確からしいと考えて描かれたそうで、本当にすごい仕事をされてますよね。

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SanPierreのコメント: Re:何が主題の記事だかさっぱりわからない (スコア 1) 35

・Pixelが思ったより売れているのか、売れていないのか

作れていない(から売れるわけがない)という噂があるんですが、この記事ではそういう視点は無いようですね。
Googleでさえ調達に苦心する有機EL(下記の引用部分は登録しないと読めませんが)

Google社が否定のコメントを出した2日後の2月6日付で、「Google社は生産中止ではないというが、昨年来品薄が続く有機ELやNAND型フラッシュメモリーを調達することができず、事実上、生産できない状態にあるのだろう」と指摘したのだ。さらに同紙は、「Google社も、製造を受託するHTC社も、スマホの部材調達において高い交渉力を備えた企業だとは言えない」「発注規模が現状、大して大きくないPixelに対し、部材業者が優先供給することはあり得ない」として、今後も有機ELやNAND型フラッシュメモリーの十分な確保は望み薄だとし、事実上の生産中止状態が続くのではないかとの見方を示した。

daydreamに興味があって可能ならPixelを買いたかったのですが、諦めて他の製品にしました。

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SanPierreのコメント: Re:意外と利用者多かったのかな (スコア 1) 38

割と似たようなグループと思われます(通算ログイン日数約1300日、プレイヤーランク400台前半)が、「アカウント停止中」のフレンドいませんでした。(70人中0人)

全貌はなかなか判りませんが、運営のアナウンスを見てもチートに手を出す人は居て、定期的にBANされてますよね。
あと、ツールを使わなくても出来てしまうチートの話を聞くので、人数的にはそちらでBANされてる方が多いんじゃないかなとも思ってます。
例えばこの件(掲載日:2016/10/28 19:00)
【重要】複数端末からのプレイはおやめください。

同一のゲームデータを、複数の端末から同時にプレイした場合、ゲームデータの不整合や、データが破損する恐れがありますので、複数端末からのプレイは絶対におやめください。
また、パズドラでは、不具合の悪用、拡散、誘発を禁止しております。
複数の端末を用い、不具合の悪用や、その他の不正行為が確認された場合、アカウント停止等の措置の対象となりますので、ご注意ください。

正規の手続きで複数端末にデータを移行するだけでチートができることが読み取れます。
こういうのはクライアントプログラムの作りで防ぐものじゃないのかと思ってますけど。

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SanPierreのコメント: Re:定性的には既知の話 (スコア 4, 参考になる) 51

3年前のこちらのストーリーが sulfate aerosols による寒冷化の話ですね。
1980年代の北半球の大気汚染がアフリカの干ばつを引き起こした?

同報告書によれば、60年代から80年代にかけて米国及び欧州では、石炭を動力源としていた工場が大気中にエアロゾルを放出していたのだが、このエアロゾルが北半球を寒冷化させ熱帯降雨帯を南に移動させたのだという。そのため、サハラ砂漠の南側に広がるサヘル地域に雨が降らなくなってしまったのだそうだ。

元ネタのワシントン大学のページを見ると

To understand the reason, authors looked at all 26 climate models used by the Intergovernmental Panel on Climate Change. Researchers discovered that almost all the models also showed some southward shift, and that cooling from sulfate aerosols in the Northern Hemisphere was the primary cause.

IPCCで用いられている26の気候モデルのほとんどが北半球の硫酸塩エアロゾルによる寒冷化の影響を示していたとあります。
この当時のモデルのばらつきがどんなもので、今回の30%という数字がどのあたりの位置に来るのかというあたりは知りたいところです。

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SanPierreのコメント: Re:確率的には? (スコア 1) 106

by SanPierre (#2963821) ネタ元: 国際研究チーム、重力波を初観測
関連リンクに入っていませんが
21年後に巨大ブラックホール衝突が発生する可能性
のストーリーの時の元記事が今見ると面白いです。

ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い非常に近い距離で軌道運動していて、あと20年ほどで衝突するかもしれないという。

恒星100億個というと今回のより8~9桁大きいビッグウェーブが来ちゃうんですかね?とか

そんなにすぐに衝突するわけがないと考える天体物理学者もいる。先の『Nature』の論文の筆頭著者であるカリフォルニア工科大学の理論家マシュー・グレアム氏は、「彼らと同じ方法で分析すれば、私たちのクエーサーではわずか5年後にブラックホールの衝突が起こることになります。

5年もかからなかったということはクエーサーとかで兆候をつかめない程度のブラックホール衝突重力波はもしかしたらかなり頻繁に訪れているのかも?とか。

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SanPierreのコメント: 刊行物の証拠が存在 (スコア 2) 8

ピッツバーグ大学の図書館から、誕生日の定番ソング“Happy Birthday To You”の著作権をめぐる訴訟の決定的証拠が発見か?(記事紹介)

今回、ピッツバーグ大学のロー・ライブラリアンが発見したのは、著作権表示が全くない、“Happy Birthday To You”と同じ歌詞が記された“Good Morning and Birthday Song”というタイトルの楽曲の譜面を含んだ本‘The Everyday Song Book’の第4版で、1922年に刊行されたものです。このことから、“Happy Birthday To You”の楽曲はパブリックドメインとなるとして、係争中の裁判に提出されるようです。

詳細な起源はわからないけど1935年の著作権登録が無効だという証拠はあるようですね。

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SanPierreのコメント: 関連ストーリー (スコア 3, 参考になる) 23

重力波の直接観測を目指す「KAGRA」、設置のためのトンネル工事が終了

2015年末に試験観測を始め、17年度から重力波の観測を開始。世界初となる直接観測を目指すとしている。

そこそこ余裕持って間に合う見込みですかね?

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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