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SassyOS2の日記: バラの甘い香りで楽しむには

日記 by SassyOS2

わたしは大の和菓子好きな上,甘ちゃんの人間性のせいか香りも甘甘指向です。といってもトイレの芳香の定番の金木犀よりはバラの香りが大好きで,車に乗っていた頃はよく franfran までバラのポプリを買いに行っては,部屋や車のダッシュボードに置いていました。また好きなお茶は ルピシアの paradise ,こちらもトロピカルフルーツの甘い香りが売りで,紅茶自体に甘みはないのでお菓子を食べるのにぴったりです。とはいえどちらの製品にも「香料」が多いことに気が付いた(遅すぎ)ので,もっと自然な甘い香りの製品を探している今日この頃です。

石けんは前にも書きましたが,スイートアカシアエキスたっぷりのPalmolive Naturals(パルモリーブナチュラルズ)を使っています。

でまあ,今年に入ってオークションで何回かバラを買ったのですが,やはり安いバラは香りがとぼしくていただけません。

香りの話から脱線させますと,40センチ丈で30本組のバラの花が3000円以下で売られていますが,こういうのを花瓶にいけようとすると,茎が細くて丈も短いのでせいぜい一度に15本くらいしか飾れないそうです。もっとも葉っぱをすべておとせば,30本同時にいけることは可能ですが,これだと花の持ちが非常に悪くなります。また花持ちの問題からトゲ処理すらしてくれない生産農家で買うと,下葉処理からやらなければいけないので手軽とはいいかねるんですよね(ま,自分がやるわけではないのですけど。苦笑

それでいろいろな種類のバラを100本程度買ったあたりで,もうちょっと手軽にバラの香りが楽しめないかとググってみたら(ショップで尋ねるのが普通でしょうけど,バラの専門店は遠いし敷居が高いので。笑),よく庭に植えられているモッコウバラやミニバラの類が鉢植えで勧められていました。でも過去にアロエを枯らしたことのあるわたしとしては,鉢植えよりもブルガリア産のダマスクローズの花びらの紅茶やジャムに惹かれてしまいましたけどね(^^;

輸入ティースパイス ダマスクローズティー
バラのジャム その昔クレオパトラが愛した香り

このお店はかわいいラッピングを無料でしてくれるみたいなので,プレゼントに最適かな。そそセーデルブレンドティーと合わせて買うのがいいかなとか思ってしまいましたが・・・。

ま,何はともあれ自分で一度試してみないと気がすまないタチなので,とりあえず在庫処分価格でかつ送料無料だったブルガリア産無添加ローズペダルのセットを,金曜日の残業中にサクッと買ってみました。届くのが楽しみです。

ところでどうして人間は花を利用するようになったのでしょうか。「ヒトの進化と花を利用する感情」という花卉学の講義用テキストによれば,

樹上生活をしていた類人猿が草原に降りて直立歩行を開始して私たちの直接的な祖先は初めてホモ・サピエンスへの進化の道筋を歩き出した。しかし、樹上生活をしていた頃に既に夕陽の沈む眺めをうっとりと見つめ続ける類人猿がいたであろう事は、アフリカ大陸でゴリラの生態を観察していた京大グル-プの報告から容易に想像出来る。自然の風物に見とれるゴリラたち、花をもてあそぶチンパンジ-など豊かな感情活動は類人猿の頃から既に発達しているのである。

なんて,まるでヒトの進化と因果関係があるかのように説明されていますけど,ゴリラやチンパンジーでこう観察されるから,さらに進化したヒトならなおさらそうだろうみたいな表現でお茶をにごしているだけですね(笑)。肝心の花を利用するきっかけについてはまったく触れらていません。またヒトと共通の始祖をもつと言われるチンパンジーは花をいじるだけですが,なぜヒトだけが花を育てて喜んだり枯らしたして残念がるまでになったかについても未解明ですね。もっとも親が真っ黒に日焼けしていても子に遺伝しないように「獲得形質は遺伝しない」と進化論の主流で説明されていますから,美しい花を愛でるのは本能的には思えても,少なくとも遺伝する獲得形質などではないのでしょう。

花など要らない、無用のものである・・などと主張することは、類人猿にも劣る精神活動をしていることを訴えることに他ならない。

類人猿にも劣る主張の持ち主が人間世界にいることを認めていらしてますからね。もっともサルが「花は必要だ」という主張をしているようにも思えませんが(笑)

ですから「花は心の道具である」というご意見には同意しますけれど,だからといって「容易に想像できる」ゆえに「豊かな感情活動は類人猿の頃から既に発達している」という何の根拠もないフレーズの人工香料でごまかされても困るんですよ。もっとも永谷園の松茸香料と乾燥椎茸のお吸い物で満足できるようなレベルの人もたくさんおられますけどね(爆笑

閑話休題。このテキストを追っていきますと,植物学的な意味での「種」の定義がなされ,品種改良をする場合には原種のもつ種生物学的特性を把握しなければならないとありますね。ですから同じバラの花とはいえ,(世界に自生する原種は200種ほどで,さらにたどると7-8種ほどの野生バラにたどりつくという)原種それぞれに花の形や香りを異ならせる以外の遺伝的特性(ジーンプールの独立性)があることは大変興味深いです。またバラの細胞遺伝学で,父親側と母親側それぞれの染色体が減数分裂をして,母親類似の子孫を生み出す複雑な機構を備えているくだりなども。

さて難しい話はおいときまして,170輪分の花びらから香料の元となるローズオイルがたった1滴しかとれないとのこと。どうりで高級なわけですね。またバラの香りは大きく6種類に区分されているようです。前述のダマスクローズの原種はR.damaseneのようですから,「芳純」なダマスク・クラシックなのでしょうか。うーんどんな香りなのでしょう。ところで前述の「ダマスクローズジャム」のページの効能書きによれば「ストレス解消や精神安定作用,女性ホルモン調整,リラクゼーション効果,媚薬」とのこと。なんだか「婦人病に有効です」と書かれた温泉の効能書きみたいで,どうにも手を出しづらい謳い文句なのですが店頭販売でないからいいか(笑)

さてさて最近スラッシュドットで白薔薇の香りにメラニン抑制効果というストーリーが掲載されたようですが,バラの相場の上昇にさらに拍車がかかるなんてことにならなきゃいいですね。スラッシュドット効果より「あるある効果」で(爆

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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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