Shimaoの日記: 昨日の開拓
静岡市「麺点」
頼んだもの:五目刀削麺(850円)
静岡まで出たので市街に車を置いて以前から行ってみたかった刀削麺が食べられる店へ行ってみた。
「刀削麺」とは練りあげた小麦粉のかたまりから独特の包丁で削り出す少々変わった麺で、今は中国各地はもちろん日本でも食べられるがなんでも山西省に伝わっていた麺だそうだ。
なんにせよ少々珍しいものであり、それを食べられる店が静岡にあると聞いて以前から行ってみたかったのだ。
そんな珍しいものが食べられる店はどんな店かと思っていたが、ついてみると高級そうな店ではない。それどころか外から丸見えのガラス張りでカウンターと四人掛けがいくつかの広いとはいえない造り。それに街路に面したガラス壁には「坦々麺フェア」とか張ってあってよくあるチェーン店のよう。安心したような不安なような。
店へ入ると券売機がある。食券制だ。普通の麺や手打ち麺のメニューもあるようだがここは当初の目的通り刀削麺を。いくつかある中から五目刀削麺を選ぶ。接客係らしい男性に券を渡してカウンターに陣取った。
座ってしばらく店の様子を見てみる。店員は3名。先ほどの接客係の男性は日本の人のよう(少なくとも日本語が堪能)だが、カウンター正面の厨房にいる2名は会話を聞くと中国の人のようだ。台湾とかかもしれないが。
さして広くない厨房はカウンター席からは全て見渡せるようになっている。しばらくすると厨房の一人が練った小麦粉のかたまりを出してきた。大きさはラグビーボールより二周りほど小さいくらいか。それをしばし練り直すと湯だった中華鍋に向かい、左手に小麦粉玉を、右手に曲がったステンレス板のような包丁を構える。小麦粉玉の表面をこそぐようにシャッシャッと包丁を滑らせると削がれた麺が中華鍋に向かって飛んでいった。
まもなくラーメンどんぶりがが運ばれてきた。
スープはさっぱり醤油味で白菜・竹の子・きくらげ・豚肉・ウズラ卵・エビ・イカゲソなどなど結構な具沢山。
さてお待ちかねの麺を食べてみる。うーん面白い。上記のような作り方なので麺の太さが均一ではない。一本の麺も削り出し部は薄く、中ほどは厚く、終いはまた薄いというようになっている。茹で上がりも思ったよりも固めだ。表面はツルッとしてるのだが噛むとモチモチしてる感じ。すいとんに近いか。
麺だけでも食感が楽しめるが、五目なので野菜類や竹の子のシャキシャキ感、イカゲソやきくらげのコリコリ感なども混ざってさらに色々な食感が楽しめた。
味も悪くはなかったが、前述の通りすいとんのようなものをラーメンどんぶりに一杯というのは少々重く感じた。
このため店を出たときには「まぁ人を連れて来ることはあっても自分一人でまた行くことは無いかもな」と思ったのだが、時間が経つにつれて「あの食感・・・もう一回行ってみたいかも」などと考えていたりする。
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