Shimaoの日記: 空から来る恐怖
朝から気分の悪い話である。
私はアパートの一階に住んでいる。
部屋のベランダ側にはコンクリートとアスファルトの幾ばくかの空間があり、金網を挟んでやや広く深い側溝がある。
朝ふと気付くとこのアスファルトの地面が汚れていた。
一つ一つはさほど大きくはない吐瀉物のようなものがそこかしこに落ちているのだ。
以前にも同様のものの痕を見ることが偶にあったが、今回の痕跡はまだ新しい。
ここで思い出したのが例の子猫だ。
すっかり住み着いたらしく界隈をチョロチョロしている。餌をやったわけでも無いのに馴染まれたようで、見かけると寄って来るし私の部屋の前に佇んでいることも時々ある。
あの猫が調子でも崩してケロケロやってるんじゃないかと思ったのだ。
だがガラス戸を開け見回しても今は気配が無い。
と、見回していたら突然、ビニールテントの屋根に溜まった水が落ちるようなボタボタボタというような音がした。他方を見ていたため何が起こったのかは判らない。前の側溝にナニカが落ちたような?だが何処から?
何事かと金網まで出てみるが側溝には葦のような背の高い草が多く生えていてよく判らない。
一体なんだと思案していると、ソレは上から降ってきた!
ナニカが落ちてきた。僅かではあるが頭頂部や肩口などにも付いた。
数瞬固まっていたのだと思う。「なんだ~!?」と声をあげて上を見たときには何の気配も無かった。
上階の住人が怪しいようにも思うのだが、人の姿や動きを見たわけではなく、前後には戸の開け閉めのような物音も人の声も聞いた覚えが無い。怒鳴り込もうにもその相手が判らない。
正体不明の物体は吐瀉物状ではあるが特有の異臭は感じられない。
まぁなんであれ私にとっては汚物だ。詳しく調べる気にもなれない。
速攻でシャワーを浴び、洗濯をし、ヤカンにお湯を汲んでアスファルトを洗い流した。
その後、出勤までの暫しの間には落下物は無かったようだ。
ともあれ私にとっては洗濯物や布団を干し、朝な夕なに涼むこともある空間である。
原因が判らないのは非常に恐い。
さてどうしたものか。
余談だが、ノラ子猫にとっては謎の落下物は貴重な栄養源のようだ(苦笑)
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