Shimmaの日記： 一時代の終わり

ミハイルがついに、公に引退を発表。

よくよく考えたら、シューミがF1の舞台で走り始めた頃って、まだピケが走ってたんだよなぁ……。
今やピケJr.がルノーのテストドライバー。

F1史上類を見ない長期間の活躍。セナ以降のF1界の顔となった皇帝。その存在感は圧倒的だった。アゴでかいし。

彼が走り始めた頃から、今のF1の間にはかなりの大きな変化があった。特にセナの死から、安全性に関して様々な議論があり、様々な改良が加えられた。その結果、“危険性の高い”コース上でのテール・トゥ・ノーズやサイド・バイ・サイドのバトルは減少し、危険と感じられる行為には厳しい罰則が与えられるようになった。タイヤやエンジンを制限し、コースを変え高速で走る幾多の名所を削り、スピードが上がりすぎないような努力が為されてきた。

それによって、同時にF1は様々な物を失っている。そう感じる人も多い。
図らずも彼の近年のライバル、アロンソが言った。「Ｆ１はもうスポーツじゃない」
ましてや、F1サーカスという呼び名は、もう……？

決勝で、勝利を確実にするために、相手の車を動けなくする。そういった事もあった時代。彼らを見ていたドライバーも引退となり、F1の一時代の終わりを告げる。

#有名な鈴鹿セナプロクラッシュはミハイルデビュー前の1990年だけどね
##ミハイルといえば、元チーム名との暴れ馬エディを思い出す……今はどうしてんだろうと思ったら、不動産とかの投資で金持ちらしい(Wikipedia情報)