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Sho_Rinの日記: [Langeweile]社会貢献と周囲の理解 2

日記 by Sho_Rin

骨髄バンクのコーディネーターから連絡が来た、と先日知人に言われました。

登録していることすら知らなかったので、とても驚いたのですが。
同時にとても"その人らしい"とも思いました。
昔から、献血等にも真面目に協力している方だったので。

配偶者は居らっしゃらない方なので、ご生家の家族にご連絡なさったそうです。
しかしながら、ご家族には反対されてしまったと。
ドナー候補者は、ご本人とその家族が出席した上で、最終同意の確認が必要…。
本人の意思だけでは出来ないシステムになっている現状…。
この件が、今後どうなるのかは判りませんが。

ご家族の、反対をする気持ちも理解は出来ます。
「何故、自分の家族が全くの他人の為にそこまでしなければならないのか」
これに尽きるのでしょう。
提供者は入院&手術が必要だし、全身麻酔をかけるからリスクも負う。
「普通に生活して行くだけなら、当然負う必要のないリスクを好き好んで負うことはない」
そう思うのは至極当然でしょうね…心情的には判ります。

+++

私は、こういう類いのものに協力が出来ない。
臓器も心臓くらいで、他は既往の関係で無理。
私には…知人の「自分が遺せるものはすべて提供する」という姿勢はとても眩しく感じます。
ただ、同時に疑問にも思います。
その自己犠牲の精神は何処から来るのか、と。

+++

ともあれ。
願わくば知人の意思が尊重されますよう。

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  • by r5 (24383) on 2009年04月26日 1時56分 (#1555333) 日記

    骨髄バンクに登録したのは、全身麻酔かけて、でっかい注射器でぶちゅーっと吸われる程度のことで
    誰かの命が助かるのならうれしいねぇ。
    ドナーになれば、俺様の価値が2倍になるなんてすげーよね、位の適当な考えです。

    臓器提供については、死んで灰になるくらいなら、誰かに使って貰えれば
    ありがたいことだよねぇ、という感じです。

    どちらも自己犠牲、という考えではない気がします。

    • そうですね、そこまで重く考えることもないのかもしれません。
      知人にしても「これで(運を使ったから)今年の宝くじは当たらないな」という軽口を叩いていましたので…

      自分が望んでも出来ない事なので、余計に重く考えてしまったのかもしれませんね。
      コメントありがとうございました。

      --
      Sho_Rin@Hetaira
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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