SlippingStaffの日記： Big Sur/Monterey with OCLP 2
少し大きめの変更を施す。
「macOS Big Sur (11.x) を、非対応機種に OpenCore Legacy Patcher を使ってインストールする。」
かつて WiFi モジュールが非対応のロットであることを理由に Sierra (10.12.x) Patcher を諦めたが、
ルータへの接続を有線 ONLY に切り替えたため運用の目が出てきた。
Monterey の前に、Big Sur でお試し。
こちらを参考に・・・というより、ほぼ完全な step by step の手順書である。
macOS Big Sur非対応機種にOpenCore Legacy Patcherを使ってインストールする ── あの角を曲がれば、かぼしー
Step 1 メディア作成を完了。
Step 2 に進む前に、現 El Capitan (10.11.6) に入っている 32 bit アプリケーションを確認する。
system_profiler -detailLevel full SPApplicationsDataType > SPApplicationsDataType_full.txt
system_profiler -detailLevel full -xml SPApplicationsDataType > SPApplicationsDataType_full.spx
総計 491 本の実行ファイルに対し、31 本を検出。
- ATOK 2013 関連 (19)
- OS 付属のユーティリティ，デーモン，その他 (7)
- iSED (1)
- Paragon Updater (1)
- Voyager 4.5 (1)
- Wine Staging (1)
- Wish (Tcl/Tk) (1)
- SheepShaver Prefs（OS 管理外／別途 MacUpdater が検出）
あー、Voyager 32bit だったかー。これが動かなくなるのは嫌だなあ。
軽く調べた結果、Catalina (10.15.x) 以降で 32bit アプリケーションを利用するには、
仮想化ソフトの力を借りる以外無い模様。
実用レベルの性能を得るには新しい Mac mini を待つしかない。しばらく我慢。
＊ ＊ ＊
Mac を仕事でも使うようになり、昔のような興味・アイデア先行の使い方はしなくなった。
CPU の載せ換え（C2D P9700→T9900）もしていないし、実は Hackintosh に挑戦したことも無い。
せいぜいがとこストレージを SSD に換装したり /etc や /Library を引っかき回したり、
Resource フォルダの中身を入れ替えたり設定ファイルに細工したりするくらいである。
それでも、非標準・非推奨なソフトウェアの使い方を試して、年１回くらいは TimeMachine からリストアする。
今回の実験で失敗した場合のリストアも、TimeMachine だけが頼みの綱である。
MacBook Mid 2009ではNGでした (スコア:1)
報告です
Mem 4GB (公称値MAX) SSDに換装後
ご提示の参考情報を元にBig Surにアップデートを試みましたが
・内蔵JISキーボード配列をANSIキーボードとして誤認識する
・日本語入力不可(参考情報からのリンクに対応方法有り、但し当方では採用不可)
・レスポンスが極度に悪い 参考情報からのリンクでの対策後も有意な改善は見られず
視覚効果等で多少改善するのでディスプレイ回りに問題がありそう
Big Surの環境が手元に欲しかったのでダメ元でやってみましたが残念です
あと、オフトピですがIntelMacでTimeMachineでは復元できないケースを経験しており
(Appleサポートからは移行アシスタント以外はNGと回答あり)
うかつに複数台で冒険に出て地獄を見ました 準備はがっちり必要なようです
Re:MacBook Mid 2009ではNGでした (スコア:1)
おおっと、貴重な情報と事例をありがとうございます。
Mac mini Late 2009 (8GB／SSD128GB) 、成功しました。Metal 騙しのパッチもすんなり。
何故だ！？
期待５割、経験上どこかで不慮の事故があろうとの予感５割で始めたため、正直驚きました。
でもって、この返信はリストアした El Capitan から書いています。
メールのバックアップ（※ POP3 なのです）をしていなかったためです。
と言いますか、Apple ID のメインメールアドレスなのに自動バックアップされないなんて、
12 年間知りませんでしたよ。