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T.MURACHIの日記: 一般論の全てが悪とは言わないけど。 2

日記 by T.MURACHI

昔、仲間内で、いわゆるパソコン通信をやっていたころ、そこに居たとある友人が、やり取りの中で紹介してくれた一文。

「一般論は止そう。さっきも言ったようにさ。もちろん人間はみんな弱さを持っている。しかし本当の弱さというものは本当の強さと同じくらい稀なものなんだ。たえまなく暗闇にひきずりこまれていく弱さというものを君は知らないんだ。そしてそういうものが実際に世の中に存在するのさ。何もかもを一般論でかたづけることはできない」

出展は結構知っている人もいそうな気がしますが、村上春樹の「羊をめぐる冒険」という小説です。思えばこの頃から、おいらはよく本を読むようになりました。

物語の面白さは、作り手にとっては人間を描くことであり、読み手にとっては、その作品の中に生きる人間の、生き様を見ることであると思います。もちろん、それだけではないのかもしれませんが、本質的にはそういうことだと思うのです。

面白い物語を読んだ記憶は、仮想的ではありますが、有効な経験として蓄積される場合があります。たくさん本を読めと人が言うのはそういう要素が少なからずあるからだと思っていますが、そういう意味では、しっかりと想像し考えながら読み砕いてゆくのであれば、別にメディアは拘らないとも思います (マンガでもアニメでもゲームとかでもいいでしょ、ってこと)。

さて、最近は一般論でしかないようなことを真理であるかのようにのたまいながら、ただただ相手を言い負かすことにばかり一生懸命なかわいそうな人間が、増えてきているように思います。自己責任論とかね。

平穏な世界は、一人一人の平穏な心から。そして平穏な心は、その人の豊かな (だけれども、とてもシビアな) 想像力から出来上がってゆくものだと、私は思います。

たとえ世界平和は叶わなくとも、おいらの周りの多くの人が、平和で平穏であって欲しいなぁと、願うばかりなのであります。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2004年04月29日 2時05分 (#539475)
    祝・タレコミ掲載

    > 豊かな (だけれども、とてもシビアな) 想像力
    というのは、非常に論理的かつ血の気の多い人を作ると某哲学者が語っていました。彼はまた、ごく当たり前の事をひるまずに何度でも言い続ける勇気が必要なのだと主張してもいます。不特定多数を相手にそれをすることは、非常に危険を伴うのですが。

    最近ここの人達は冗談で受け流す事をしなくなっている気がします。余裕が無くて、ぎすぎすしていて、人の揚げ足を取る事に一生懸命で・・・・そういうのが楽しいとは思えないのだけれど。

    ちょっと雰囲気を変える為に、「変なモノ」ネタで遊んでみるというのは良いかもしれません。「ネコ缶」の時みたいに。ついでで言うんじゃないですが、「標的に RFID を打ち込んで追跡せよ!! 」は、見事な「変なモノ」ネタのような気がします。間違って打ち込まれてどたばた騒ぎが起きる、に一票!

    • コメントどもです (^.^)

      えと、某哲学者って、どなた様のことなのでしょう? いや、名前言われても多分わからないとは思うのですが (^_^;、参考までに教えていただければと。「ごく当たり前のことをひるまずに~」の下りは、(おいらの嫌いな? 一般論で言うならば) 「当たり前」なんて個人差があって、自分にとっての「当たり前」が、周囲にとっては全然当たり前じゃなかったりすることも多かったりするんだけど、でもだからこそ、「言いつづける」ことが大切なんだろうな、とも思えるわけで。。。

      冗談で受け流せない (もっと広い意味で言うなら、人が書く文章の「空気」が読めない) のはここの人たちだけじゃないし、今に始まったことでもないと思う。6、7 年前ぐらいに、仲間内だけで、本当にローカルなパソコン通信をやっていたんだけど (インターネットなんて無い時代、腐りかけの EPSON 互換機をホストに、そこいらで売ってた民生用のモデムを使ってたったの 1 回線で)、みんな顔も見知った仲なのに、それでもやっぱり書かれた内容の行間を読めずに議論を荒らしてしまうということはたびたびあった (特に酷い人というのも確かにいたけど、個人差はあれ、みんな少なからずそういうところはあったと思う)。これはやっぱり、直接顔を突き合せない、文字だけでやり取りが行なわれる空間で、人の発言の中に含まれる音の雰囲気、喋っている人の表情、身振り手振り、そういったものが抜け落ちてしまっていることが、やっぱり大きいのかなぁ、と、個人的には思っています。

      その頃の経験のおかげか、ネットでの発言、態度のとり方はなるべく気をつけるようにはしてるんだけど、それでもやっぱり常々難しいよな~とか思ってしまっているわけで。。。一応、以下のようなことに気を使うようにはしているつもりです。

      • 思わせぶりな省略はしない。何のことについて話しているのかを、なるべく明確に示すように心がける。
      • レスをつける前に、もう一度読み返してみる (レスをつける相手の文章と、それから今、自分が書いている文章と)。書かれている内容から、自分の理解が怪しい部分があれば、投稿する前に、可能な限り調べてみる。
      • 自分の発言に落ち度があることが分かった場合 (嘘だったとか、議論がすれ違っちゃってるとか、特定個人を不当に傷つけちゃうような発言だったとか) には、即座に訂正し、謝っちゃう。で、一旦話を整理してから、継続できるなら議論を継続する。
      • 文章に表情を含ませるように工夫する。顔文字や「(笑)」みたいなのも有効だとは思うけど、言葉づかい一つ気を使うだけでも、文章の柔らかさはある程度表現できると思う (逆に、顔文字や「(笑)」をやたらと使いすぎちゃってる文章を嫌う人もいるし)。

      そんなところかなぁ。。。

      上記には匿名掲示板特有のノウハウは含まれていないことにも注意。よーするに荒らしコメント対策なんだけど、おいらは大概上記のノウハウで対応できないようなコメントは相手にしないことにしてます。ていうか、相手にできないっす (^_^;。おいらそんなに頭回らないし。。。

      しかしあのトピはちゃんとカテゴリを「変なもの」にするべきでしたなぁ (^_^;。タレこむときに気付かんかった。。。ちなみにおいらがタレこんだときに選んだカテゴリは単なる「ニュース」で (つまり、デフォルト)、「プライバシ」を選んだのは Oliver センセのようでつ。なかなか、Oliver センセにニュアンスを伝えるのは、難しいことのようで。。。(ぉ

      --
      むらちより/あい/をこめて。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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