T.MURACHIの日記: 音は良いのよ HDD Walkman
「HDDウォークマン」に関する一考察 より。なるほど音質面においては評価に値するようです。
個人的な指標なのだが、筆者はいつもポータブルプレーヤーで行なうテストがある。クラフトワークの「Expo2000」という曲を転送してみて聴いてみるのだ。この曲のイントロ部分は、アナログシンセ風に言えばフィルタを閉じた音圧が強めの音なのだが、ほとんどのプレーヤーでこの部分が歪む。歴代 iPodはことごとく全滅、VAIO PocketもiPodよりは程度はいいが、やはり歪む。
だがHD1は大丈夫だった。筆者もすべてのミュージックプレーヤーを試したわけではないが、今までこれがちゃんと再生できたのは、東芝の「gigabeat」とこれしかない。おそらく余裕のあるヘッドルーム設計と使用パーツの品質による差だと思われるが、このあたりに筆者はオーディオエンジニアの良心を感じる。
一方でこんなご指摘も。。。
それよりもHD1とSonicStageに欠けているのは、「ID3タグ」に関する理解だ。せいぜいアーティスト、アルバム、曲名、ジャンルぐらいがわかればいいという考え方は、もはや古い。以前筆者は、CDDB最大手のグレースノート社CEOにインタビューしたことがあるが、その中で彼は、今後ユーザーは音楽そのものを集めることよりも、音楽をオペレートする方向に向かうと述べている。
これを具現化しているのが、今のiPodと、iTunesの組み合わせだ。iPodでは、ダウンロードされたID3タグの情報を使って、作曲者別に音楽をソートすることができる。またiTunesでは、発表年ごとに音楽をまとめるといった、非常に複雑な検索およびプレイリストの作成が可能になっている。
人の、音楽との付き合い方と、それによって形成される文化、ってことを考えると、iPod + iTunes の採っているスタイルの方が、ぐっとスマートなのよね。「こーいうことができたら面白いのに」を、どんどん具現化していってるって感じ。
なんだかんだで Sony は日本の音楽シーンをいろんな意味で引っ張っていっている存在だと思うので、もっともっとがんばって頂きたいです。
音は良いのよ HDD Walkman More ログイン