T.MURACHIの日記: 報道リソースを分散しませう
マスメディアは手分けして孤立集落の取材をすべし 過去経験では量れない新潟県中越地震の被災状況 (週刊メールジャーナル)
今後、これはこれで議論の必要があるだろうが、自衛隊の本来任務は「国民の生命財産を守る」ことであり、炊き出し活動などは時限的、局限的であるべきであり、自衛隊のポテンシャリティーからすれば、もっとやるべきことがあるはずだ。
なぜ、自衛隊の本来任務よりも広い役割を期待してしまうのか。県、市町村が本来やらなければならない緊急対策の準備が、ほとんどなされていなかったことこそ、まず反省する必要がある。
自衛隊の活躍のためにも、自治体が備えておかなきゃならんことがあるんでないの? と言う話ですね。その具体例が例えば情報収集の不徹底であったり、救援物資がなかなか被災地まで行き渡らないことだったりするのでしょう。
“盲目”といえば、多くの国民も「情報不足」にいらいらさせられているはずだ。5日目の今日、いまだに40カ所あまりの孤立集落があり、その状況はいまだに分からない。
マスメディアによる“公益”報道は、新聞もそうだが、TVはどのチャンネルを回しても小千谷、長岡、十日町の避難所からの中継ばかりであり、全体像を掴むための情報収集に、どれほど力を入れているのか見えてこない。
例えば、全村避難を決めた山古志村の状況は、困難な環境のなか全メディアが取材を敢行したにもかかわらず、川口町の孤立集落の一つの状況を中継したのは、新潟市に住む親戚からのFAX情報がきっかけで、特定のメディアだけだった。
今回の地震報道の最大の違和感の理由はこれだったような気がします。どこのチャンネルを回しても、似たような場所ばかりが放映されていました。どこも似たような状況だからなのかとも思いましたが、孤立集落は 40 箇所もあるのですか。。。「地震 孤立集落」でぐぐると一番新しい情報が 10/26 で、28ヵ所か 11ヵ所か。この辺も情報が錯綜していますね。Web でぐぐったら孤立集落の一覧なんて見つかったら、関係ある人には酷くありがたいんでしょうけどね。安否情報を扱うマスメディアはありましたが、これも利用者が自分から動いてくれることを前提としてしまっているのが難点ですよね。悪質な悪戯とかもあったようだし。。。
NHKも含めて、すべてのマスメディアは手分けをして孤立集落の情報収集をしてはどうだろう。
取材ヘリをそれぞれの担当地域に投入して欲しい。
自衛隊はそれらをフォローすべきだ。彼らのポテンシャルな能力と機動力をもって、寸断している道路に優先順位をつけ、通行工作をしてほしい。住民の要望を聞いて水やカセットコンロ、ガソリンを届けてほしい。バッテリー照明や携帯電話の充電システムも必要だろう。
これこそが、国民保護法に基づく自衛隊本来の防衛活動にふさわしい、といえるのではないか。
自衛隊とマスメディアが共同戦線を張るのはアリだと思います。ただ、現状として自衛隊側のリソースが、それを実現しうるほど十分にあるのかどうかは疑問ですが。少なくとも、マスコミが自衛隊による救出活動の足を引っ張っている現状よりはよっぽど健全な姿と言えるでしょう。現在のマスメディアが、自衛隊と組んで働く意義があるほどの情報収集能力を備えているかは不明ですが (それがもしないと言うことであれば、いっそのこと報道規制を敷いて、震災報道も自衛隊員に任せてしまったほうが、透明性は失われるものの、効率は良いのかもしれません)。
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