T.MURACHIの日記: まいにちまいにちぼくらはでぃすぷれーの~ まえでてつやしごと いやになっちゃうよ
ゲーム開発者残酷物語--EA提訴で明るみに出た業界の実情 (CNET Japan)
んーまぁ、仕事のプロセスに対する考え方がかなり異質なゲームプログラマーが、プログラマーの実情を語る代表例として語られてしまうのはちょっとどうかとも思いますが。。。マスターアップぎりぎりまでチューニング施したりする世界ですからね。ダメ SE の典型例みたいな、仕様変更やいい加減なスケジューリングに追い込まれてテストもおざなりに~とかいうネガティブな追い込まれ方 (基本的には残業無しを想定して見積もり組んではいるけど結局は終盤にダメスパートや延長戦が待っているみたいな) もあるんだろうけど、それだけではなしに、ゲーム業界の場合、盛り込みたいものはぎりぎりまで粘ってとことん盛り込みたい、という現場の意向もあるわけで、そういうことを前提にした、約束されたデスマーチ、みたいなところもあったりするからね。
# 現場のそういうやり方を見越して、給与体制が年俸制だったりしているわけで。。。
ゲーム業界のこの手の常識はゲームソフトがビジネスになる初期の頃に培われてしまったものだと思う。小さな会社の小さな部門で、ゲームを作るのが楽しくて集まった人たちばかりで動いていた時代。今だってそうじゃないことは無いと思うけど、それでも特に Electronic Arts のような大きな会社だと、Netscape じゃないけど、成功した会社に入りたくて入ってきたサラリーマンが多くなってくると思うのよね (特に若年層)。ゲーム作りがやりたくてこの業界に飛び込んできたけど、でも自分の時間を潰して、食生活をめちゃくちゃにしてまで、ゲーム作りに没頭したいわけじゃない、クレイジーになりきれない人たち。でも、そういう人たちこそがこれからのこの手の業界を支えていくことになるのだろうから、これからは、そういう人たちを基準に、もうちっとまともな労働環境として成熟していかないとならない時期になってきているんじゃないかなぁ、とおいらは思います。
ちなみに。
ただし、10万ドル以上のサラリーをもらう場合もあるゲーム開発者には、同情の声ばかり集まるわけでもない。先のブログの書き込みに対して、「McDonaldや工場で一度働いて、それからエアコンもあればコーヒーも飲み放題の自分の職場と比べてみろ」という書き込みもあった。
ゲームに限らずエンターテインメント事業は、ギャンブル性が非常に高いものです。どんなに生活をぶち壊して没頭して作ったゲームであっても、面白くなければ売れません。一発当たれば大金持ち、外れりゃ浮浪者です。同じ会社に所属していても、売れたゲームに関われなければボーナスもろくに下りないしね。
それに、McDonald や工場で働いている人間は、食事を一日一食、カップラーメンのみで済ませようなんて考えもしないことでしょう。
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