TCHIGUILAの日記: システムが体制になるということ 3
日記 by
TCHIGUILA
人事のシステム担当者という職業柄、いろいろな問い合わせが降ってくる。中にはシステムではどうにも対応できないことや、年に1度数人いるかいないかという、システム化するメリットのないこともあり、手作業/ペーパベースでの作業をお願いすることもある。しかしながらそんなことには滅多にお目にかからない。普段の申請はシステムで済むようになっているし、システムが処理することならば「あー、なんかそう処理したんだな~」と納得してしまう人すらいる。
でもいろいろな人からいろんな質問を受けているうちに、経営体制を補助する手段であったシステムが、逆に経営を規定してしまう、システムがこう動くのだから制度はこうあるべきだ、という錯誤に陥る危険を感じるようになってきている。システムの動作がデフォルトの処理となり、気がつくと体制のほうがそれに合うように変革してきている。別にシステムに限ったわけではないのかもしれない。
ただ、昔鉄腕アトムを読んだ時におぼろげに感じていた、ロボットが社会の一部として、社会に変革をもたらす為にはロボットが意思を持つ必要がある、という前提(そんな前提ないのかもしれないが)は実は誤りで、運用する人が立場を見失えば、いつでもシステムが体制にとってかわるのだ、と、今日受けたなにかの問い合わせのメイルでそう感じたのでした…。
SAP流に表現すると (スコア:1)
ってところでしょうか。(^_^;)
確かに、それも必要な場合もあるでしょうし、「業務とは、経営戦略に沿って行われるべきで、その効率化の手段の一つである、システムに業務を合わせるなんて問題外だ」という意見ももっともだと思います。
どっちが良いとは一概に言い切れないと思います。
ただ、R/3などのパッケージの業務フローを理解して、現状と比較しどっちが優れているのかを判断して決める必要があると思います。
願わくは、すべての情報技術が、人々の役に立ちますように。
Re:SAP流に表現すると (スコア:1)
うーん、たしかにそういう世界もありですが、システムは正しく設計され、正しく動作している、という命題が勝手に真なりと一人歩きして、「今月の給料が10万円しかないけど、それもシステムが弾き出した金額だから正しいはずで、一体この人は何日休んだんだろう?」なんてこともありうるのです…。人にやさしく考えれば「何か申請違えてたかな?」くらいの発想で仕事に臨みたいのですが…。
ちどりの「ち」きっての「き」…
Re:SAP流に表現すると (スコア:1)
>事に臨みたいのですが…。
そうなんですよね。
ただ、システム(仕組み)の中で、一番信用できないのは人間なんですよね。
うちの会社でも、「この部分は、運用で対応してください」っていうところに、たいていミスなどが発生して、トラブル原因になるんです。
うちだけかも知れませんが。(^_^;)
願わくは、すべての情報技術が、人々の役に立ちますように。