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TCHIGUILAの日記: のりくら強行軍2

日記 by TCHIGUILA

さて、シャトルバスがやってくると車掌曰く「今日最後のバスだから、これで登っても意味ないよ」とのこと。なんでも悪天候の為、道路閉鎖が決まっているのだそうだ。でも我々は肩の小屋まで上がらなくてはしょうがないのでとりあえず乗せてもらう。バスの中は別世界のように暖かい。ほっと生き返った気持ちになって、車掌さんに料金を支払っていると、バスの前の築堤に熊がいる。体長1メートルくらいの真っ黒な熊、多分ツキノワグマだろう。「あっ、熊っ!」と叫ぶと車掌さんが「ああ、いるんですよね」と。乗鞍に熊がいるとは聞いていなかったので呆然。位ヶ原から歩いていたら確実に「出会って」いたことだろう。私の付けている熊ベルで逃げてくれたかどうか…。あとで肩の小屋の主人に聞いたら今年は冷泉小屋から上、小屋口までのかなり広い範囲で目撃情報があるとのこと。そういえば登山道の周りにはイチゴがなっていたし、人間はほとんど車で移動してしまうのだから熊には天国かもしれない。そういえば僕はこれまでヒグマしか見たことがないのでずいぶん黒くて小さい物だと思ったが、この大きさでも立派な大人なのだそうだ。
これで今度は本番のキャンプに熊鈴をリーダー全員持参(そういえば私はいつもの癖で付けていた)ということに決定。しかし、雨が降り、位ヶ原山荘には見放され、挙げ句熊まで見つけてしまうとは今回の下見はかなり悪い方に偏っている。

バスはあっというまに我々を小屋口まであげてくれた。ただし乗車する時に車掌さんが畳平まで行くことを進めてくれたのでそうした。何せ肩の小屋口から小屋が見えないのだ。そんな状態で雪渓を登る気にはならない。先々週あれだけいたスキーヤーも1人も見えない。
畳平ではバスの運休が決まった瞬間に店を閉めたと見えてみんな閉店中。我々の登ってきたバスでほぼ全員下山の模様。我々のパーティの1名も今日中に東京に帰る必要がありここで引き返した。

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人生unstable -- あるハッカー

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