TCHIGUILAの日記: Orval
私の大好きなベルギービール、その中でもOrvalは少しだけマイナーなので日本ではあまり手に入らない。新婚旅行でせっかくベルギーに行ったのでこのOrvalにも行ってみたいと画策した。Orval修道院のページを見てみると、英語版のページにはブリュッセルからアーロン・ルクセンブルク方面の列車に乗り。リブラモントでベリトリス・ヴァートン方面行きに乗換、フローレンヴィルで降りてバスが1日数本という情報が得られる。フランス語版のページを見るともう少し詳しくて、165AB系統のバスに乗れというような事が書いてある。ここまで日本で調べておいた。
さて、実際ブリュッセルの宿で調べてみるとどうもバスの系統番号が変わっているらしい。それでも時間は変更がない様なのでブリュッセルから急行列車に乗って行ってみる事にする。4月20日、ブリュッセル北駅8:45発のルクセンブルク行き急行列車に乗る。10:44リブラモント着、フローレンビルに行く列車は1時間後、いい天気でもあり町を散策する。実に小さくまとまった町で、30分ほどかけてのんびり歩いてから駅前に戻り、小さなサンドイッチ屋で昼食を買う。11:51発のフローレンヴィル方面のローカル列車は10分ほど遅れて到着。2両編成のディーゼル列車だった。買った昼食を車中で食べる。12:14着の予定が遅れて12:25フローレンヴィル着。隣国オランダの国鉄は正確なことで知られるのだが、すぐ隣りのこの国のアバウトさ加減はなんなのだろう。
駅に降りると少し離れたところにTECという看板…確かワロン地区バス公社とかそういう名前の略称…があるので走って行き、「Abbaye d'Orval??」と確認しながらバス24系統に乗り込む。12:30発、ベルギーの田舎道をすっとばす。途中フローレンヴィルの町までは他の客がいたもののそこからは嫁様と2人だけ。運転席の近くに座って快晴ドライブ気分である。12:43にOrval十字路着。バスを降りるとそこにはビアカフェが1件だけ。しばらく回りをキョロキョロしていると「Abbaye d'Orval →」という看板を見つける。大きな聖母子像が見えるその方向に歩いていくと10分ほどでOrval修道院に着いた。宗教改革にフランス革命と二度も破壊されたという修道院を見学した後、修道院売店でロザリオとOrvalのハーフグラスを購入(フルサイズのグラスは持っているので)。脇の入口に乾燥ホップの袋詰めが積まれていた。
Orval十字路まで戻る途中にL'Ange Gardienというレストランがあったが、十字路のビアカフェの方が明るい雰囲気だったのでそこまで戻る。ビアカフェ"Hotel d'Orval"は若い店員が1人で切り盛りしていて、適当に単語を並べれば英語でも通じる。ビールとOrvalチーズとを注文。さんさんと降り注ぐ陽射しの下で満足な1杯、ついついおかわりまでしてしまう。
しばらくくつろいでいると中学生くらいの年齢の少年少女が店に押し寄せてきた。店先にあるソフトクリームがお目当て。その少年少女と帰りのバスは一緒になる。16:45出発、乗客が満員になろうと関係なくバスはつっ走る。フローレンヴィル駅に戻ると、リブラモント行きは2時間無いが、逆方向でアーロンへ行く列車がすぐ17:07にでる(日本で買った時刻表には出ていない列車だ)のでそれに乗ることにする。乗客2名のその列車は途中ルクセンブルク領内に入り込んだりしながら18時過ぎにアーロン着。今からブリュッセルに戻ると夕食を食べ損なう(20時過ぎにブリュッセルで食事をとるのは大変なのだ)おそれがあったため、近くのサンドイッチ屋に行くが「もう品切れ」と言われて向かいの店を案内される。そこはビアカフェで、通じているのかいないのか判らない英語でサンドイッチが欲しい旨を伝え、ついでに瓶ビール(Leffe 9)も購入。呑み客は興味津々でどこから来たとかどこに泊まっているのかとかブリュッセルのメトロではビール持ち込んじゃだめだぞとか、全員が片言の英語を喋るという妙な状況で話をしているとサンドイッチができあがる。それを持って18:46ブリュッセルに戻る急行列車に乗り込んだ。ブリュッセル北駅着21:15、まだ明るかったけどもう店はどこも閉まっていた…。
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