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Takahiro_Chouの日記: ディナートークショー 小松左京の宇宙

日記 by Takahiro_Chou

大阪で開催されたディナートークショー「小松左京の宇宙」に行って参りました。
その体重で日本を沈没させた前科の有る沈没亭臥猪庵先生も、ここ数年、痩せたなー、とか思ってたら、2年位前に見た時より、太ってるような……。
ついでに、たまたま、席が大阪大の菊地誠先生の近くになったのですが、NHKの番組に出演された時は、菊地先生的には正装だったと言う事が良く判りました。少なくとも、あの時は不精(?)鬚は生やされてなかったので。
もちろん、東京近辺在住の知合いと出くわして「何でここに?」って事やら、どこかで会った事は覚えは山程有るけど名前を知らない人から「どのイベントで、お会いしましたっけ?」とか聞かれると言うような事は、お約束として有りました

んでもって、構成は二部に分かれていて、前半と後半の最初に、大阪教育大の福江純先生に因る最新の宇宙論や天文学の解説が有りました。
ダークエネルギー(いわゆるアインシュタインの「宇宙項」のに相当する「何か」)が結構多量に有るらしい事やら、10年以内にハビタルゾーンに有る地球型の系外惑星が発見される可能性大など、ネタに成りそうな話が色々。

しかし、小松先生の話の方は、どこまでが本気やらギャグやら、
「僕が、常々、考えてきたのは、宇宙にとって生命とは何か、宇宙にとって知性とは何か、宇宙にとってとは何かと言う事で……酒とは何かが、よく判らないから、とりあえず、一杯

最後の質問コーナーでも、
「『虚無回廊』に出てくる人工実存って、単なる高度な人工知能とどう違うのか?」
「『果てしなき流れの果てに』などが、反逆者的な立場の人物の視点から描かれているのは何故か?」
と言うような質問が有ったのですが、話が飛びまくり、前者の質問に対しては、
「哲学的なSFを書こうと思って、それで出来たのが『日本アパッチ族』」(「てつ」違い)
後者の質問に関しては、なぜか、
「人間が、いつ立ったか、と言う事を考えてて、朝立ったと言う事に思い至りまして」
もちろん質問者ぽかーん
「だから、朝立ちや小便までの命かな
もう、小松大先生本領発揮と言う感じでした。

終了後はギリギリで、日帰り出来そうだったので、会場のあっちこっちに居た知人に挨拶とかもロクにやらずに、新大阪まで行って新幹線に乗車。

んでもって、仕入れたネタを色々メモ。

  • 「しんかい2000」のモデル(と言うか設計コンセプト)は、「日本沈没」に出てきた「わだつみ」。ちょうど、「日本沈没」が流行った時期に予算を申請したら、あっさり通ったらしい。(中央省庁の高級官僚にも「日本沈没」のファンが多かったので)
  • 最初に出た「日本沈没」の海外翻訳は韓国語版だが、日本で出版されて2〜3ヶ月後には出たらしい。
  • 「日本沈没」のフランス語版の表紙は何故か相撲取り
  • 「日本沈没」の中国語版は10バージョン以上。(いわゆる改革開放路線以前に、中央官庁の出版部から出版されたが、官庁ごとに出したらしい)
  • 「日本沈没」が流行った当時、ポルノ作家から、
    「『日本沈没』ってタイトル見て、まだまだ日本も大丈夫だと思いましたよ。
     『日本チンフニャ』じゃなくて」
    ってな事を言われたとの事
  • 大阪万博の「太陽の塔」の名前の由来は、石原慎太郎の「太陽の季節」
    つまり、何かが障子を突き破ってるように見えたので、あの名前になった。
    小松先生の短篇「SEXPO’69」に出てきたチンボルタワーは、冗談でも何でもなかった、と。

なお、本エントリはエイプリルフールでは有りません。
フランス語版「日本沈没」の表紙も、「太陽の塔」の名前の由来も、トークショーで聞いた話です。
また、トークショーが開催されたのは、3/31です。4/1ではありません。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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