Takahiro_Chouの日記: 「差別ネタのブラックジョークを楽しむ権利」は基本的人権です……だからこそ「差別権」など認める訳にはいかない
日記 by
Takahiro_Chou
差別ネタのブラックジョークが面白いのは、差別が、愚かしく、忌まわしい物だからだ。
差別ネタのブラックジョークを楽しむ事が出来ないのは、他者を差別する事とは無縁の聖人君子だけでは無い。
他者を差別しても恥じる事の無い下衆野郎もまた、差別ネタのブラックジョークの本当の面白さを知る事は、絶対に出来ない。
これらの事は、筒井康隆あたりを愛読した事のある者にとっては、自明の理であり、私としては、証明の必要を感じない。
そう、こんな主張を認めたが最後、「差別ネタのブラックジョーク」を楽しむ事は不可能になる。
もし、天皇制なる物が跡形もなく消え去ったが最後、皇室ネタのブラックジョークは、面白くも何とも無い物に変わるだろう。
それと同じ事だ。
キング牧師の「I have a dream」に感動する一方で、ある種の人間に対して反射的に嫌悪感を抱いてしまう。
そんな自分の中の矛盾を、考え得る最も安易な方法で解消する事、それは、「差別ネタのブラックジョーク」のみならず、「恐怖奇形人間」も、ティム・バートンの映画も、山口貴由の漫画も楽しめなくなる事を意味する。
差別を肯定する人間は、
「今まで、お前達のような、正常な人間が奇形人間を差別してきたから、これからは、俺達のような奇形人間が正常な人間を差別する」
と言う恐るべきセリフからも、何も感じとる事は出来まい。
誰かを差別する権利と引き換えに、そんな代償を払うなど、少なくとも、俺にとっては割りに合わない。たとえ、自分が、常に、差別する側に居ることが出来たとしても、人生の収支決算は大赤字になるだろう。
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