Takahiro_Chouの日記: 【映画】全員死刑
2004年に福岡県大牟田市で起きて、加害者の一家4人全員に死刑判決が下ると云うスゴいオチになった事件を元にした映画。
とは言え、劇中のセリフは九州の方言では無いし、また、撮影は関東で行なわれたようであり、「現実に起きた事件を元にした“日本のどこか”≒“日本のどこでも起きえる”話」と考えるべきだろう。
現実の事件を元にしているとは言え、時代は今年前後にしているようで、被害者の1人がYoutuberなどの現代的アレンジがされている。
同じ監督の他の作品によく登場するキャラの名前が、チラっと出て来るので、ひょっとしたら、同じ監督の過去作と地続きの世界観なのかも知れない。
同じように「あまりに阿呆で信じ難いが現実に起きた営利目的の殺人事件」を元にしたマイケル・ベイの「ペイン & ゲイン」と同様「残念ながら、彼らの最も重い罪を裁ける法律は無かった……その罪とは『馬鹿だった事』だ」的な話だが、恐しい事に、「ペイン & ゲイン」の「犯人」達がまだ頭良く見える行き当たりばったりぶりも、犯人一家の父親の、あまりと言えばあまりな自殺失敗も、概ね事実に基いており、時々出て来る主人公の手記みたいなモノが有るが、犯人一家の次男の手記も、概ね、ああ云う感じです、はい。
とは言え、面白がるには余りに陰惨過ぎるが、眉を顰めるには余りに愉快過ぎる、この愚行は、あの一家が馬鹿だったから起きたのだろうか?? と云う疑問は有る。
歴史を見直して見ろ。
一国を担う程のエリート様が、あの一家が起した馬鹿馬鹿しい殺人事件と同レベルの愚行をやらかした事など、いくらでも有るだろう。
多分、俺達も、切羽詰れば、あの一家とどっこいどっこいの阿呆と化すのだ……と教訓めいた事でも書いとくか。
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