Takahiro_Chouの日記: 【ネタバレ全開】【映画】キャプテン・マーベル
日記 by
Takahiro_Chou
- オープニングがいつもと違うので、遅れて劇場に入らないように。
- 対立している2大宇宙人種族だけど、よくよく見ると片方は、「殺さない」事であるリスクが生じる状況であっても、無関係の他種族(地球人とか)をほとんど殺していない。おそらく、これは後半で明らかになる事実の伏線。
- 2大宇宙人種族の片方は、コミック版でも母星を失なって難民になってるので、その点ではコミック版準拠。
- 80年代末〜90年代が舞台と云うのも、おそらくは意味が有る。主人公が一度奪われた力を取り戻すのは、おそらく「女性が『ガラスの天井』を破る」事の象徴(その時のセリフがモロにそれ)。そして、「戦闘機パイロットを目指しながら、時代の制約で、それを果たせなかった」(らしい)過去の持ち主である主人公は「空を自由に飛ぶヒーロー」になる。
(そう云う意味では、太平洋の向こう側のフェミニスト・ヘイターのクソ野郎どもの皆様が発狂するのも納得) - ラスボスがショボいもの「女性が『ガラスの天井』を破る」話だと考えれば当然の話で、ラスボスが「女を押さえ付けてきた男」の象徴なら、ラスボスの主人公に対する優位性は「女は男に劣っている」と云う共同幻想が有ってのもので、その幻想が崩れた時に残るのは、単なるヘタレ。
- 最近、コミック版の方でキャプテン・マーベルの出自が「元々、地球人の父親とクリー人の母親との間に生まれた混血だった」と云う設定に変ったのも、映画との連動の可能性有り。主人公が力を得る原因となったクリー人マー・ベルは、コミック版が「男性の恋人」なのに対し、映画では「キャロル・ダンバースの母親的な存在」。
- 少なからぬ宇宙人がワープ技術持ってる世界観の話で「光速エンジン」って大した事なくね?? と思ったら、とんでも無いモノがエネルギー源でした。
- キャプテン・マーベルの力の由来は「四次元キューブ=“空間”を司るインフィニティ・ストーン」なので、「“精神”を司るインフィニティ・ストーンに由来する力を持つワンダは“精神”を司るインフィニティ・ストーンを壊せる」の理屈からすると、キャプテン・マーベルは「“空間”を司るインフィニティ・ストーン」を破壊出来る可能性有り(まぁ、通常の壊し方では、時間巻き戻されて終るかも知れないけど)。
とりあえず「ウィンター・ソルジャー」「ブラック・パンサー」「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」級の傑作では無いけど、MCUとしては水準作かと。
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