TarZの日記: 我が子が我が子でないと判定される摩訶不思議な事件
一昨日のフジTVのニュースJAPANで、アメリカ(だったと思う)で起こった不思議な事件が報道されていた。興味深いので忘れないうちにメモ。
なにかのきっかけでDNA検査を行った母親と子が、遺伝的には親子ではないと判定されてしまった。当局が子供を保護施設に入れようとするなど、結構な騒ぎになったらしい。
母親が納得できずに(当然だろう)行った再検査で、母親が2種類の(つまり2人分の)遺伝子をもっていることが判明して、騒ぎは収まったとのこと。つまり、この母親は、もともと二卵性双生児だったのに1人の人間として生まれてきてしまったのだという。
ニュースの最後では、このような例は世界で7例ほど知られていると言っていた。
つまり、ヒトのキメラだ。人工的に作られたニワトリとウズラのキメラはNHKの番組で見たことがあるが、ヒトで自然に起きた例もあるんだ、へえーと思ってググってみた。
"モザイク キメラ ヒト 細胞 母親"あたりでググってみたらこんなのが。キメリズムとモザイシズム
ニュースで「7例しか知られていない」と言っていたとおり、稀な例らしい。
免疫的にはどうなのだろう。たまたま、免疫で拒絶反応がない組み合わせ(兄弟だと確率1/4だったけ?)のキメラだけが成長できるのかもしれない。
"キメラ ヒト HLA 免疫"あたりでググってみるが、それっぽい情報はなかった。ヒトの条件を外して動物キメラと免疫だけであれば、ここに「Q-2: では何故拒絶反応が起こらなかったのでしょうか?」「A- 2: キメラは免疫システムが出来上がる前に出来たからです。」とある。
ちょっと待て。NHKで見たニワトリとウズラのキメラは、免疫の問題で成鳥になる前に死んでしまったような気がするぞ。そもそも、動物の例がヒトでも成り立つのだろうか?
[追記]
さらに条件を変えてググると、HLAの部分的なモザイクについては症例(pdf)があった。
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