TarZの日記: のだめカンタービレのTVドラマ 4
音楽家を扱った漫画作品は多数ある。が、指揮者にスポットを当てているのは、たぶん「のだめカンタービレ」だけだと思う。
その「のだめ」が、この10月からTVドラマになるというので楽しみにしている。
過去、原作が面白いのにドラマはダメダメだった、というパターンは枚挙に遑がないのだが、この作品については期待せずには居れない事情がある。
漫画では、紙媒体というメディアの制約から、作品において実際に音を鳴らす、ということはできない。そのため、音楽については、どうしても読者に表現が通じにくい部分がある。(この問題は、某「サルまん」でも採り上げられていたけど)
例えば、原作ではこんなエピソードがある。(ちょっとネタバレ)
主人公がコンサートに出場するために電車で移動しつつ、演奏する曲の譜面を大急ぎで読んでいると、横にいた人の携帯電話からけたたましい着メロ(しかもコミカルなNHKの料理番組の音楽)が鳴ってしまい、読譜より聴くことで音楽を覚えるタイプの主人公は大いに集中力を乱される。やがて、コンサートが始まり、主人公の演奏がその譜面の部分に差し掛かると、頭の中で着メロが鳴り響いてしまってピンチに陥る…という筋だ。
紙面から音を鳴らすことはできないので、「頭の中で着メロが鳴り響く」コマでは五線譜が描かれているのだが、このシーンは五線譜から音が浮かばないと面白さが半減してしまう。漫画で表現が困難なこのエピソードは、しかし、TVドラマであればなんらかの表現が可能なはずなのだ。
TVドラマでこのエピソードが採り上げられるかどうかは不明だが(多分1クールだから、ここまではやらないだろう)、他にも漫画では表現が難しい部分が多数あるので、そのあたりがドラマではどのように表現されているか見物だ。
ドラマの素材としては、漫画とは異なる方向で良作となる可能性を秘めていると思っている。…TVで流れている予告CMを見ると、微妙にダメっぽそうなニオイがしないこともないんだけど。(´・ω・`)
このドラマが、人気漫画にあやかっただけの駄作にならないことを願いたいです。切に。
# 竹中直人は好きな役者だけど、ミルヒーことフォン・シュトレーゼマン(ドイツ人指揮者)役というのはさすがに冒険しすぎでないかい。いくらコメディーだからってさぁ。
## 「きょうの料理」のテーマを作曲したのが冨田勲だということを最近知った。あの人もいろいろやってるなあ。
ミルヒー (スコア:1)
Re:ミルヒー (スコア:1)
ミルヒー役は、(設定を日本人指揮者に替えるならともかく、ドイツ人のままでは)日本人役者にやらせるのはきついんじゃないだろうか、と思っていたのですが、藤村俊二ならぎりぎりOKかも。顔も原作のミルヒーに近いし(もともとちょっと日本人離れな顔をしている)、役もミルヒーのような「とぼけた爺さま」をよくやっていますし。
竹中直人だと原作のイメージとはあまり重ならないですね。この際、原作に忠実なイメージでなくてもよいので、別の方向性ででもきちんと面白くしてくれればよいのですが…。
関係者曰く (スコア:0)
いままで何度かジャニーズがらみでドラマ化の話があったのを全部断ってきただけに、期待しているのですが・・・。
やっぱりこけますよね~。
Re:関係者曰く (スコア:1)
なんにせよ再来週の月曜にはスタートなので、ワクワク(ちょっとドキドキ)しながらスタートを待ちたいと思います。