TarZの日記: 恒星間殖民は不可能? 5
日記 by
TarZ
本家記事:The Impossibility of Colonizing the Galaxy
SF作家チャールズ・ストロスの発言として、恒星間の殖民はおそらく不可能だろう、という話。元ネタはこれかな。The High Frontier, Redux
色々と理由が書いてあるらしい。長いので後で読むが、これは今更言われるまでもなく真だろう。なにかとてつもない技術革新(ワープとか量子駆動とか反物質でできた惑星がみつかるとか)がない限り、恒星間の深遠は乗り越えられない。恒星間どころか、木星以遠に人類が足跡を残すことも(おそらくは)ない。
もっとも、さまざまなSFで描かれているような播種船(生物の遺伝子のコードと、到着地で生物を復元する設備のみを運ぶ宇宙船)については、完全に可能性を否定するような材料はないと思う。工学の限界を極める必要があるだろうけど。
工学の限界を極めるには、今の文明を長期間存続させる必要がある。まず乗り越えるべきはそこから。
「地球がダメになるから宇宙殖民を」という主張があるが、これはちょっと楽観的すぎる展望だろう。地球上で文明を存続できないような技術レベルでは、宇宙殖民などできない。「あちら」は、温暖化の進んだ地球よりもずっと住みづらい。
… … … …
播種船についてはネタがあるので、そのうちメモをまとめたい。
攻殻 (スコア:1)
脳の解明ができると思ったから国家目標にしたんだろうし、解明できた頃には計算機能力も全脳シミュレーション可能になってるだろう。
脳を傷つけずに意識をコピーするのは「とてつもない技術革新」が必要だと思うが、破壊コピーなら可能だろう。(死んでから意識のみ存続・・・ゴーストですね)
寿命(?) が長ければ恒星間なんぞどうってことない。(その時、殖民の意義は? 惑星に下りる必要もないし・・)
the.ACount
Re:攻殻 (スコア:1)
元ネタが長文の英語なのでまだ読んでいないのですが、ざっと読んでみて面白そうであればタレこもうと思っています。
# なかなか読む暇が…。:-(
難しい問題 (スコア:1)
まさか恒星間飛行でそんなにゆっくりとは飛ばないと思うが、それでも千年オーダーはかかるだろう。
すると、その間の消費エネルギーをどうするか? が問題になりそうだな~。
まあ、数千年かかっても平気なら、反物質燃料を作るくらい待てるだろう。
the.ACount
Re:難しい問題 (スコア:1)
航行中、最低限タイマ(時計)だけは動作させている必要がありますが(そうでないと宇宙船が現在どこの位置にいるのかわからなくなる)、この僅かな電力も数千年の期間動かし続けるのは困難です。
まあ、いくつか方法を考えられないこともないのですが…。
(数十年おきに炉を起動して発電、超伝導コイルに充電したらまた落とす)
(どれくらいのエネルギーを得られるのか見積もりたくて、宇宙線の資料を探し中…)
(宇宙船の航行速度を消耗するが、この方法でエネルギーを回収しなくても衝突による僅かな減速は起こる)
なお、私は反物質燃料については、考慮の対象外にしています。
もちろん、理論上は作ることは不可能ではないですし、現在でもナノグラムオーダーでは作れますが、恒星間航行に使えるほどに大量に作れるかどうかわからないので。(SF的には、太陽近辺に大規模な反物質工場を作ったりできますけどね)
どの技術を考慮の対象として、どの技術を考慮の対象外にするかは一定の基準を設けていますが、長くなるので省略。
反物質 (スコア:1)
千年も宇宙で生活してると、日曜大工気分で作れそう。
こんな寿命を考えたら「とてつもない技術革新」の意味が不明になってしまうから、前提が間違ってる気がしてきた。(「百年以内」くらいの意味にしとかないと・・)
the.ACount