TarZの日記: 【鼻腔をくすぐる良い香り】1杯のコーヒーに含まれる成分 2
日記 by
TarZ
WIRED What's Inside a Cup of Coffee?
1杯のコーヒーには何が入っているの? ということで、含まれる成分のリスト(のうちのごく一部)だそうだ。コーヒーにはいつもお世話になっているので、これは読まねば!
適当に翻訳するとこんな感じ。
- カフェイン
おなじみの白いクスリ。
プログラマという職業の人の中には、これがないとコードを書けない人がいる。(出典はオレ) - 水
別名DHMO、毒性が指摘されたことがあるが、それでも生きていくうえで必須の物質。 - 2-エチルフェノール
香りの一成分だが、ご家庭での不快な存在Gの警報フェロモン物質でもあるそうだ。 - キナ酸
焙煎によって生じ、コーヒーに酸味を与える。(私は酸味より苦味が強いコーヒーが好きだな)
抗インフルエンザ薬タミフルの原料の一つ。もちろんコーヒーを飲んでインフルエンザへの効果を期待してはいけない。 - 3,5-ジカフェオイルキナ酸
抗酸化物質のひとつ。読みづらい物質名だが、脳細胞に良いとか悪いとか。アルツハイマー症予防の効果があるとかないとか。 - ジメチル・ジスルフィド
悪臭物質の一つ。腐敗物から出るニンニクっぽいニオイの素。
だいたい、「スルフィド」とつく化合物にろくなニオイの物質はない。コーヒー党は、これもコーヒーの香りの一つという現実を受け入れなければならない。 - アセチルメチルカルビノール
バター風味の素。ポップコーンの調味料にも使われているそうな。 - プトレシン
アミノ酸が分解したときに出るニオイの素。つまり、腐肉のニオイ。
こんなのも、コーヒーの香りの一つ。 - トリゴネリン
虫歯菌が歯で悪さするのを防いでくれる効果があるそうだ。
ピリジン(すごく臭い物質)に分解するらしいから、これも臭いんだろう。 - ナイアシン
いわゆるビタミンB3。
なんだか臭い物質が多い。ちょうどコーヒーで一服しながら読んでいたのだが、うえっ!という感じ。
こうした成分を混ぜ合わせて、コーヒー豆に頼らなくてもコーヒーを合成できないものかなあ。日本酒とかワイン、ビールでもそうなんだけど。
缶コーヒーにもブレンダーが居ます (スコア:1)
半端ねぇっす。いや、マジで。
Re:缶コーヒーにもブレンダーが居ます (スコア:2)
似た方向性のものでは、(y_tambeさんの日記 [slashdot.jp]のほうでちらっと書かれていますが)香料なんかを作る会社はいろいろと職人芸らしいですからねー。コーヒーもきっとそうなんでしょう。
# しかし、30種類の香り成分でコーヒーを再現できるとはちょっと意外。60点くらいの達成度とはいえ。