TarZの日記: 今日は21世紀で平成21年で12月21日 3
いち・にー・いち・にーで思い出したのだが、先日の3進法に関しての議論。
#1675124 2進(法)は英語で"binary (binary numeral system)"。では3進(法)は?
Wikipedia(en):Ternary_numeral_system
「3進」とか「三つ組」を意味する英単語は "ternary" と "trinary" がある。この2つは同義語だから、どちらを使ってもよい…はず、たぶん。英語ネイティブの感覚はよくわからないから想像だけど、辞書を見る限りではそうだ。
しかし、使われる局面では差があり、数学の方では圧倒的に "ternary" がよく使われ、天文学の分野では "trinary" がよく使われるようだ。だから3連星は英語で "trinary star" だし、「黒い三連星」は "Black Trinary star" とか "Black tri-star" になる。(複数形にはならないはずだが、Black tri-starsのような複数形の表記も見かける)
ここまでは先日のストーリーで書いた通り。
で、ここから本題。先日の件があるまで、私は漠然と「"ternary"は英語由来で、"trinary"はラテン語由来なんだろうな」と思っていた。日本語の例で言えば、「『三つ(みっつ)』は大和言葉由来、『三(サン)』は中国語由来」のような関係なんだろうと。
"ternary" はなんとなく "three" とか "third" っぽいし。
ところが語源を調べてみたら、なんとどちらもラテン語由来らしかった。がーん。
紛らわしいんだよ、同じラテン語なら統一しとけー。英語のあほー。
# まあ、現在では科学の世界で君臨している英語も、学問の中心ではなかった時代があったんですね。
# 昔は、遅れた辺境の島国の一言語だし。
## あっ、それをいったら日本語も同じ立場か。てへっ。
辺境の島国 (スコア:2)
現在の古典ラテン語研究が盛んなのがドイツとイギリスですが、いずれもラテン系言語でない上、古代ローマ帝国時代では、ローマ帝国外もしくは辺境。
両方ともカエサルがちょっくら乗り込んだ程度。まあ、チャーチルに言わせると、ちゃんといれてもらった所と最後まで敵対してた所の差は大きいようですが。
日本の漢字の「音」に複数の読みが残っている様に、辺境には古い文化が残りやすいんですね。
アメリカもイギリスから見たら辺境だったわけで、ブッシュがゴアにギリギリ勝ったときに、「自分の国の元首を決めるのに、あんなもめる様では、独立は取り消して、もう一度、うちの女王様を元首にするしかないな。まあ、あんな英語を喋っている様では…」ということがイギリスで囁かれたくらいには、今でも辺境意識があるかも。
Re:辺境の島国 (スコア:2)
これは知りませんでした。こちらの感覚に当てはめてみると、中国より日本のほうが漢詩の研究が進んでいるような状況でしょうか。
確かに、日本でも呉音と漢音が残っていたり、古い中国語は辺境のほうが保存されていそう。
あれま。言語的には、せいぜい2~300年前後のごく最近のブランチのはずなのに。
クィーンズイングリッシュ(公家言葉?)から見ると、アメリカ英語は江戸弁の感覚なんですかね。
# …「チェンジでげす」?
Re:辺境の島国 (スコア:2)
> 現在の古典ラテン語研究が盛んなのがドイツとイギリス
古代ローマ帝国研究ですね。まあ、キケロやカエサルなどはヨーロッパの文系高校生の必須科目だと、知り合いのドイツ人は言っていました。日本人高校生が四書五経を読む感覚かなぁ。結構きつそうです。
ガリア戦記は日本語で読んでも実に面白いです。姪や甥が高校生まで向こうで暮し、もし、習うのなら見せてもらおうかと思っています。
> クィーンズイングリッシュ(公家言葉?)から見ると、アメリカ英語は江戸弁の感覚なんですかね。
チャーチルが、外遊したときに記者から「これからのスケジュールは?」と何度も聞かれたが、答えなかった。そして最後に「マイ シェデゥール イズ …」