TarZの日記: 肉眼で観測できる、小惑星による恒星食 1
日記 by
TarZ
2010/07/08に、へびつかい座デルタ星(Yed Prior, Wikipedia:en)で小惑星ローマによる蝕(恒星食、より正確には掩蔽)が起きるようだ。
Watch While an Asteroid Eats a Star
小惑星による恒星蝕自体はしばしば発生しており、それほど珍しいイベントではない。しかし、ほとんどは肉眼では見えないような暗い星で起きており、望遠鏡でないと観測できない。
ところが今回蝕が起こるへびつかい座デルタ星は明るく(2.7等)、肉眼でも蝕が観測できるという非常に稀なイベントになるようだ。これほど明るい星で蝕が起きるのは、今世紀では唯一かもしれない。
# もちろん、月による太陽蝕(つまり日蝕)は除きますぜ。
恒星はほぼ点光源で並行光のため、小惑星の影はほぼその小惑星のサイズのままで地球に落ちる。小惑星ローマは直径が50km近いので、蝕が観測できるのは地球上の幅50kmの特定地域のみとなる。残念なことに影はヨーロッパのほうに落ちるので、日本からは観測できないようだ。
Asteroid (472) Roma occultation from MPC J05 (スコア:1)
http://www.youtube.com/watch?v=IRR_I48L-EE [youtube.com]
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ