TarZの日記: 【超ウラン元素も】レントゲニウムを天然で見つけたという主張【auのお店で!】 3
日記 by
TarZ
ヒ素置換生命のニュースもびっくりなのだが、もう一つびっくりなニュース、超ウラン元素の原子番号111番レントゲニウムの(比較的)安定同位体を、天然から見つけたとする主張が本家に出ていた。
本家 Stable Roentgenium Claimed Found In Gold
元ネタブログ Superheavy Element 111 Found in Gold
arxiv Enrichment of the Superheavy Element Rg in Natural Au
本家では、2年前にも「天然成分から超ウラン元素122番を見つけたぞ」と主張したA. Marinov氏だしなあ…といったビミョーな空気が流れる。(122番元素については追試で否定)
しかし、こうした「自然環境に存在するかもしれない」超ウラン元素を探す人ってのがいるんですねえ。「超ウラン元素研究といえば加速器で合成でしょ!」とばかり思っていたんですが、固定観念はいかんな、と反省した次第。
安定の島の原子なら (スコア:1)
天然もごく微少であれば存在しそうですが、たとえ存在してもやっぱり崩壊しきる気がするなぁ
# ウランくらい長ければ別だけど...さすがにそこまで安定とは思えない...
http://blog.scienceweb.jp/?eid=76433 [scienceweb.jp]
からすると114が安定か...?
M-FalconSky (暑いか寒い)
実は本当にあるのかもしれません。(まゆにつばを付けてね) (スコア:0)
半減期の問題や、その後の追試がうまくいかなかったので、この発見は否定されましたが。
ただ、ウランなどの核物質が異常に蓄積するような場所が地中には存在するらしく、そこでは、あたかも天然の核分裂炉・核融合炉の様であるので、核反応の結果、プルトニウムといった、天然には存在しない元素が存在した跡が見つかっているとの話です。
従って、極めてまれなケースですが、現在の研究者が超ウラン元素を作成する様な反応が、天然でも発生しているとすれば、こういった話もありうるかもしれません。
Re:実は本当にあるのかもしれません。(まゆにつばを付けてね) (スコア:2, 参考になる)
>あたかも天然の核分裂炉・核融合炉の様であるので
核分裂炉(オクロの天然原子炉)です。さすがに地中程度の密度・温度では核融合までは行けませんので。
というわけで、
>プルトニウムといった、天然には存在しない元素が存在した跡が見つかっているとの話です。
に関しては、ウランが崩壊して行く軽い方の元素は出来ますが、重い方はほとんど無理です。
中性子捕獲 -> β崩壊などでプルトニウムなど少しだけ上には行けますが、さすがに11*番までは……