TarZの日記: 宇宙年齢(134億年)動かし続けても誤差1/20秒、原子時計を超えた超高精度の核時計 1
日記 by
TarZ
Proposed nuclear clock may keep time with the Universe
Physical Review Letters Single-ion nuclear clock for metrology at the 19th decimal place (受理)
arXiv A Single-Ion Nuclear Clock for Metrology at the 19th Decimal Place
原子核内の中性子の軌道運動を利用すると、計時精度が10^-19という前例のない正確さの時計を実現できそうだという話。原子時計というより核時計か。
10^-19というと、現在最高精度の原子時計(/.J過去記事「階段を上ると加齢が早まることが立証」で使われたもの、10^-17あたりの精度)より2桁ほど良い数字。と言われてもピンと来ない数字だが、宇宙年齢である134億年を経ても1/20秒程度の誤差ということになる。
10^-17精度の原子時計では、階段2段分(33cm)の高度差の重力効果を検出できたとされている。ということは、今回の核時計が実現すると、(単純計算で)数ミリ程度の高度差でも一般相対論の重力効果を検出できることになる。これくらい正確になると、近くに質量のデカい物体があるだけでも誤差として表れてしまうのだろうか。
見ない時計? (スコア:1)
そりゃ高エネルギー振動子ならノイズの影響は小さいだろうが、時計は出来ても見るのが大変そう。
the.ACount