TarZの日記: 異世界への入植で難しいところは食い物 3
日記 by
TarZ
星新一のショートショートで、地球外の惑星に宇宙植民したはいいが、必須栄養素の不足で入植者全滅の危機に陥るという話がある。植民プロジェクト以前、あまりに必要量が微量でかつ地球では普遍的に存在するため、必須であることが知られていなかった栄養素があり、宇宙植民地ではそれが不足しているという設定で、オチは「植民地に、地球からの探検家の皆さんがいらっしゃったー! ***(ネタバレにつき割愛)***!」。
火星への植民も同じような危険がありそうな気が。「水は現地調達するとして、与圧ドーム内に農場を作って、あとは植物の種だけ持っていけばどうにかなるだろ」的な発想で強行してしまって、例えばビタミンB12不足に陥るとか。
え? 「未来の宇宙植民地がそんな間抜けな設計のわけねえだろ」? ならいいんですけどね。
『月は地獄だ!』(キャンベル Jr)とどっちが先行作品? (スコア:1)
月面長期滞在に関する上記フィクションでも当時はまだよく知られていなかった必須栄養素ネタがあった。星新一ほどブラックユーモア(おそらくという想像)ではないマジメな筆致の作品だけど。
// 後の飲尿療法にも多大な影響を与えている可能性がないとは必ずしも結論付けるには至らない。
Re: (スコア:0)
地上に閉鎖系環境を作って年単位で生活する研究は行われていますが、
実際に火星に行く前に、衛星軌道上なり月面なり、非常時に戻ってこれる距離で実験した方がよさそう
もうひと捻りした作品 (スコア:0)
神林長平『今宵、銀河を杯にして』 では、
個体数が一定以上ないと生存に必要な**が足らなくて種が滅亡するという話がありました。
実際はともかく、なんとなくありえそうな理論で楽しめました。