Technoboseの日記： MiniDlna再生不調の件【解決編？】

【これまでのあらすじ】
　政府の「Stay Home」キャンペーンに沿い、連休中、大掃除の合間に壊れたファイルサーバのシステム再構築をする私。
　当然、OSをDebian Stretchからbusterに更新するのであった。
　しかし、ビデオファイルを配信するminidlnaが再生途中に止まるというトラブルが頻発。思いつく対策をいろいろ試すが効果が無い。
　システム入れ直しも繰り返し、ついにdebianからubuntuに切り替えることにしたのであった。

【暫時の対策編】
　cockpitを入れてシステムの稼働状況を見ていると、突然、大量のHDDの読み書きが起きて処理が追いつかなくなっていると思ったのだが、どうも単位を読み間違えていたみたい。
　lubuntu20.04に入れ直して、改めてみると約3.0MiB/秒くらいでも再生が止まる（画像がコマ送りになったり音と画像がずれる）。
　CPUも行って50%程度だし、今までこういう現象は起きていなかった。
　ファイルを書き込ませている間は、こういう問題も起きない。
　もしかして、操作が無いのでHDDが止まるのかも。
　ということで、hdparm -s 0 /dev/sdb　という感じでスピンダウンをしないようにしたところ、一時間くらいしても再生が止まることが無い。
　このままいけるか?

【プロセスの優先度の調整】
　スピンダウンをしないようにしても、大きなファイル転送が始まるとカクカクする。
　そこで、minidlnaの優先度を最優先してみた。
　実行中のプロセスを ps -A で確認。
　nice -20 PIDで最優先にする。
　これをしたところ数ギガバイトのファイルをコピーしても大丈夫になった。