Tellur52の日記: ここ最近読んだラノベ 1
日記 by
Tellur52
休日とか旅行中に読んだラノベの感想をいくつか。
気になった作品で共通してたのが、「作る」ことにまつわるプロットだったので。
※星は密林のレビューより辛めについていると思います。五つ星なぞ簡単にやる訳にはいかんよな。
- はたらく魔王様! 5 ★★★☆☆
- ファンタジー世界のボスとか英雄級の方々が、
笹塚付近でほのぼのと暮らすシリーズ。
今回は、魔王の手下を作ってしまったかもしれない話で。
このシリーズ、よくよく読み返すと、微妙にゲームネタやアニメネタが散りばめられているのが油断なりません。 - 愚者のエンドロール ★★★★★
- 大探偵時代なんて夢また夢な普通の高校を舞台に、探偵力なんて役立たずな能力を発動させてしまったというシリーズの2作目。
主人公が特異的な能力を隠しているというのは、まあラノベにありがちな話だけど、本作は気がつくと「○○を強いられているんだ」などんでん返しが有るのがいいです。
でも、登場人物を把握するには、「氷菓」「遠まわりする雛」から読む方がいいかもなあ。 - ソードアート・オンライン 10 ★★★★☆
- 脳いじりが好きな作者が出しているシリーズものだけど、
9巻から、非常にメタな話が始まって面白いです。
ほのぼのな世界で勇者育成にいそしむ主人公、
わざわざ隠れて、オンラインゲームを作るはめになる哀れな研究機関。
そして、徐々に姿をみせる、意外な「技術のシンギュラリティ」。
その世界がどういう方向に転がっていくのか、心配でなりません。 - 冴えない彼女の育てかた ★★★★☆
- これは、読み手を選ぶかもしれないメタなお話。
「キャラが立つ」「立たない」なんて、読後の講評でやるべき話をプロットにすると何がおこるのか。
予想外にシュールな話運びで笑わせて貰いました。
でも、昔のPCエンジンとかPSの頃のゲームやってないとネタが分からないかも。 - 織田信奈の野望9 ★★★☆☆
- タイトルからネタもの臭がすごいけど、実は案外史実に沿ってたりする戦国系なシリーズ。
今回は、主君をプロデュースし、自分の死に際をプロデュースし、ついでにあの頃に出てくる謎の人物までプロデュースする、爆弾正メインの話。あの方は、どこの世界でも華があるなあ。
で、主人公はそれと関係なく、戦国史上最もマゾな武将にかまけて、どうする、みたいな。
むしろ、今回登場する義理3な方の子供は、水泳が得意なのかが気になる(謎 - アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 3 ★★★☆☆
- 異世界がぐだぐだにされていくのが楽しいシリーズ。
今回持ち込まれた物は、単体ではあまり萌え要素がないはずのスポーツだったのに、スポーツの一種だったなにかに変貌していくのが、微妙に既視感がありすぎておかしいです。
あとなにげに、登場する皆さんが徐々に腐敗していってるのが、なんとも。
『愚者のエンドロール』もライトノベル扱いかあ。。。 (スコア:1)
角川スニーカー文庫内に新たに立てられた「スニーカー・ミステリ倶楽部」にせよ富士見ミステリー文庫にせよレーベルとしては敗れ去る立場だったと今から「さかのぼり日本史」的史観で見直せばライトノベルだというのは否定できないですねー。
**期限定_甘味_事件(いわゆる「小市民シリーズ」) みたいに創元から出ていれば読者層がほぼ一緒でもラノベラノベとはいわれなかったのかもしれない。。。
// アニメ『氷菓』仕様の表紙カバー版を持っていない者の僻みですからスルー推奨。