Tellur52の日記: 光で第二高調波の偏光面を制御できるシアノ架橋錯体の「光磁石」
日記 by
Tellur52
# うん、タイトルで短くまとめようとしたら、訳が分からない感じに。
・マイナビの記事「東大、光の波面を90度にスイッチングする光磁石を発見」
・東京大学と科学技術振興機構の共同発表
鉄イオンとニオブイオンに、配位子として架橋配位子になれるシアンイオンと、
1座配位子になれるブロモピリジンを混ぜて、
かご形構造を持った錯体にしたら、光学活性を持つ構造で、
しかも低温で磁性がでるけど、2つの相があって、
Tc=15 K,Hc=3000 Oeの相と、Tc=12 K, Hc=2100 Oeの相とは、
赤色の光と青色の光で相互に転移できるんだとか。
しかも非線形光学素子として、相によって第二高調波の偏光の向きが90°変わるんだとか。
まあ、なんだか、ホストゲストとかの分野に近いところで、
発現する物性の数の多さが夢みたいな現象が見つかったんですね。
ふと思ったとりとめのないこと:
・第二高調波の元のレーザーの波長はどの辺だったんだろう?
・この物質、「混ぜて静置したら溶液から大きな(0.1mm~数mmとか)結晶ができちゃいました」とかなんだろうね?
・左右それぞれ分晶しやすそうだけど、工業的に光学分割やるのはたいへんそうだなー?!
・こんな架橋構造の錯体、12K以下とかに冷やしても相転移とか無く構造を保持してくれるんだ・・・
・でも、架橋錯体だから、結晶は結構硬そうだよね?
シアノ架橋錯体って、なじみが薄いかもしれませんが、
セシウム吸着能で一躍有名になった、顔料のプルシャンブルー(鉄系錯体)が有名どころです。
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