Torisugariの日記: FT_LOAD_VERTICAL_LAYOUTに関する備忘録
日記 by
Torisugari
おそらく、このうちのいくつかはバグで、単なる私の理解不足ではない、と信じたいところなのですが、何分、どの層で生じているのかわからないので、調査は後回しにします。
1.
cairo_font_face_tがPostScript名を取り逃す。
→PDF内のフォント名がCairoFont-x-yになる。これは、おそらくcairoのバグだが、freetypeの可能性もある。
2.
各グリフのextentが異常な値になる。
→PDF上の文字の面積がゼロになるので、Evinceでは文字選択できず、Acrobat Readerでは1ドットなので文字選択がアクロバットになる(「すべて選択」は効く)。これもおそらくcairoのバグだが、freetypeも怪しい。
3.
hb_glyph_position_t::x_offsetとhb_glyph_position_t::y_offsetが異常な値になる。正直、ランダムに値が変わっているようにしか見えない。多分、harfbuzzの仕様だと思うが、フォント側が間違っている可能性も無きにしも非ず。
harfbuzz-ftは方向をTTB(Top-To-Bottom)にすると、自動的にFT_LOAD_VERTICAL_LAYOUTを使うようになるので、cairoでFT_LOAD_VERTICAL_LAYOUTを指定するのは正しい作法のはずですが、あまりcairo/freetypeではテストが成されていない印象を受ます。
https://lists.gnu.org/archive/html/freetype-devel/2010-05/msg00005.htmlとか。
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