TransPawの日記: Who shall Dance with Elephant?
# 誰が象と踊るのかしら
# Monkey, Donkey or Yankee? なんてね (^^)
★ 土曜日に『不安の正体!』(筑摩書房) 刊行記念トークイベント「アメリカ・不安・日本 - どこへ?」に行ってきました。出演はアンドリュー・デウィット先生、藤原帰一先生、宮台真司先生です。
# ...本の帯に「踊らされるな!」という惹句(^^)。
うもうね。タイムリーですね。米大統領選もありましたしね。
前の日記でオススメしたように『不安の正体!』自体が、本当に凄まじい情報量の本で素晴らしいんですけどね。よくこんな本、作れたなあ~と感動しています。会場で読み直したもんだから、開演前に興奮が再燃しちゃって大変でした。
トークの内容自体は、やはり米大統領選の結果を受けて、主に米国の現状分析と展望...を中心に、その日本や世界への影響について...でしたが、結果として議論は多岐にわたりましたね。『不安の正体!』の著者のお一人であられる金子勝先生は、今回不参加でいらっしゃったんですが、金子先生がいらっしゃったら、更に経済系の話題が膨らんだことでしょうね...ううむ残念。
ま、私の脳内の現状は、頭の中に複数の色の碁石がバラバラと散らばっている感じ。個別の論点についての理解がまだバラけていて、ちょっと全体像を把握するのに時間が必要。
★ デウィット先生はスライドで大統領選の投票行動の分析データを解説。ブッシュvsケリーの指示層の分析はね~「あーれー、数字いじってませんか?」って聞きたくなるほど、分布がキレーに分かれちゃってて、こんな綺麗なグラフ見たこと無いよ、って思ってたら。先生方もそうおっしゃってて、笑ってしまった(...んだけど、笑い事ではないのかな(^^;))。藤原先生による、メイフラワーコンパクトから現在に至るまでのアメリカの政治と宗教観の関連についての解説が、コンパクトでわかりやすくて、凄く印象に残りました。宮台先生は、従来繰り返し述べられてきたことを流れに沿って敷衍されていましたが、"フーコー的な主体化のコスト"と"ドゥルーズ的な監視による開放性の確保"について"「あれかこれか」の極論ではなく最適バランスを求めていく必要性"について言及されていたのが印象に残っています。
★ まあ、毎回、こういうイベントに行っては脳味噌が興奮して、グダグダと考えてしまって纏まらないんですが。
在米の友人からは、大統領選での感情的な印象操作合戦と"宗教"の使われ方に呆れきったと伝わってきてたのですが。米国について聞く話の中で、一番驚いたのは医療費! 大変なんだってねー。逆子で緊急に帝王切開...するとき保険に入ってないと300万円請求されたりするそうで(^^;)! そういうことってちゃんと選挙で争点になんないのかねえ...とか言ってるうちにブッシュ再選って感じだったんですけどね。
まあ、日本人の私としては、やはり、じゃあ日本人としてどうする? ということを考えちゃうんですけどね。
ちょっと前に共和党のTalking Pointsに関するJon Stewartのネタで"They're true because they're said a lot"というものがあったんですが(^^;)。メディアの影響力って大きいよね。
勿論ね、わたくし自身としてもね、一個人として、最低限の思考を放棄しないで、日々の生活に反映しなくちゃね、という思いを新たにしました。
# 挨拶運動みたいな微々たる力しかないけどね。個人でもできることってあるはずよね。
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