TransPawの日記: 月のない夜に
# 今日は重めで悲しい日記なので、凹み気分が感染しそうな人はとばしてくださいね。
★ 会社員時代、私を沢山助けてくれた、明るく素直で優しくて可愛い後輩と数年ぶりに会いました。見た目は全然変わってなくって、昨日まで一緒に働いていたかのように、ガンガンおしゃべりできました。
でも、その後輩は体を壊し仕事を辞めていました。仕事自体のストレスではなく、職場の人間関係が原因でした。話を聞いてみると、見た目は愛らしいのに腹の中にどす黒い蛇のようなモノを飼っているような女の子に、嫌がらせをされ続けたようでした。後輩は現在はだいぶ回復した状態なのですが、一時は心と身体が非常に辛い状態にあったそうです。
一人ぼっちで悩んでいたみたいで、周囲に相談できず、嫌がらせされても「あの子が酷いことを考えるはずがない。きっと悪気はないのだ。自分が気にしすぎてるだけかもしれない」と自分に何度も言い聞かせながら、どんどん辛い状態を我慢し続けてしまったのです。今後は、どんなときも、辛くなったら私に連絡してね。何の役にも立てないかもしれないけど「その女、明らかに変! ハッキリ言ってやったほうがいいよ」とか「上司を交えて話し合いをしてみたら?」とか、貴方と違う視点を提案することぐらいはできるし。何よりも話すことによって気分が明るくなることがあるからね。と言いました。
★ もっと前に連絡くれてたら、私がその女をシメてあげたのに!! と熱くなって言ったら、「やられちゃってた状態のとき、TPさんに会ったら、愚痴ばっかりになっちゃいそうで、悪くって連絡できなかった」と言うんです。...そういう子なんです(T-T)。
まったく、その仮面蛇女、許せん!! と私は憤慨していたのですが。
その蛇女ちゃんは、ある日、何の脈略もなく自分のトラウマを吐き出してたそうです。話を聞くと、蛇女ちゃんは、そのトラウマによって自分の悪行を正当化するような、変な悲劇のストーリーを自分で演じているような印象を受けました。彼女が後輩にしたことを正当化する理由なんてどこにもないけど。
でも、その蛇女ちゃんも、色んな意味で非常に可哀想に思えて、私の怒りはちょっと湿ってしまいました。
蛇女ちゃんだけが原因ではないと思うけど、後輩はストレスフルな毎日を送る間に、2度、宿りかけた小さな命を失っていました。残念だけど、時折どうしても発生してしまう悲しいことではあります。その悲劇を経験したことがない私が、泣かずに穏やかに話してくれてる彼女の前で涙を見せるのは不遜な気がして、話を聞きながら泣くのは我慢しました。赤ちゃんがいる幸せは本当に素敵だけど。赤ちゃんがいなくてもちゃんと幸せってあって、今しばらくは、そういうタイプの幸せを大切にしてさ、ゆったり構えてみよっか、と話しました。
★ 悲しい話よりは、楽しい話が遥かに多かったのです。美味しいモノを2人で食べて、いっぱい笑ったんです。
でも、彼女と別れたとたん、胃壁をずーっと熊手でかきむしられるような痛みが続きました。
一番辛かったのは彼女なんだから。と自分に言い聞かせて我慢していたのですが。
こんな時に、音楽なんか聴いたら泣いちゃうに決まってることは、よーくわかっているんですが。
新月は気持が揺らぎやすいんだ、と言い訳して、大好きな曲を聴きながら大泣きしました。
それで私の胃痛はすっかり治まりました。感情を抑えすぎると身体が辛くなることが、今夜、改めてよーくわかりました。
だから、今日、本当は、私が彼女をちゃんと大泣きさせてあげれば良かった、とちょっと後悔しているところです。
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