TransPawの日記: アクティブ パッションとパッシブ アクション
# 能動的情念と受動的行動
☆ 11 月 13 日 (土)「こころ"真"論2」に行ってきました。笑っちゃうけど、何をどう間違えたのか、時計を1時間読み間違え(^^;)て、すっごい早く会場に行ってしまいました。焦りまくり(^^;)。モスバーガーでゆっくり鈴木邦男さんの本を読み直しました。
発言者は鈴木邦男さん、精神科医の高岡健先生、そして勿論、宮台真司先生。
テーマは「大人の自覚」でした。結論から言うと、ものすごーーーーーい密度とテンションの高さでした。
☆ 最初は鈴木邦男さんから、国歌と国旗の義務化の問題に関連した「愛国心の強要」についてのお話。鈴木さんって、漠然と「すっごく怖そう」というイメージを持っていたのですが、文章を読んでみてビックリ。強い人が持つ真っ直ぐな視線と他者への優しさ(陳腐な表現ですみません(^^;))、そして温かいユーモアを感じました。今日、お話を伺っていても、同様の印象。落ち着いた穏やかな語り口で、いわゆるウヨサヨの論理的破綻について指摘しつつ、愛国と憂国の違い、ヤマトタケル神話まで溯っての日本における本来の天皇観についての考察、北一輝と三島由紀夫の天皇観についての考察などを展開されていました。
☆ 高岡先生は鈴木さんや宮台先生の発言を補足敷衍される発言が特に印象に残りました。国歌と国旗についての歴史的由来とそれぞれの本来の社会における役割や位置付けについての考察、日本の歴史におけるヤマトタケルの位置付け、三島由紀夫の天皇観などの解説からスタート。今回は特に日本の歴史性についてのご発言が多かったのですが、宮台先生の発言を受けて紹介されていた片岡義男のアメリカの分析!が強烈に印象に残ってます。これから自発的に信頼ベースのコミュニティを形成する上で、野球などの地域でのスポーツ文化の推進がカギとなるかも、というお話も。白土三平の「カムイ伝」も出てきて、ホント、宮台先生も凄いけど、高岡先生も多方面に関連付けて解説してくださって、いつも凄いと思います(^^)。
☆ 宮台先生は、このイベント前に別の講演をこなしてきたそうで、遅れて到着。もうね。とんでもないハイテンション+マシンガントークを炸裂。ホント、いつも凄いけど、今日はまた特に飛び方が凄かった気がします。全体を通し、愛国心に絡む行動を含め、社会におけるあらゆる「内発性なき行動の弊害(...というか愚かさ)」について解説されていました。ファンにはお馴染みの3種(国家/社会、不安/信頼、多様性/流動性)の対立軸による社会構想の判断について説明しつつ、1970年代前半の近代成熟期における「生活世界の市場化」の問題を指摘。その後が凄かった...先生の飛び方にぶっ飛ばされたことは数あれど、今回のテンションの高さは特に凄かったと思います。っていうか、ダ・ヴィンチの連載で述べられた「自由とは何か」という問いかけから「ニーチェによる一元論への回帰」までの怒涛の流れを、熱き情念に溢れて解説。うー、なんでこんな事を言語化できるんだろう、先生は。すごいなあ。くらくら(^^*)。
☆ ってな感じで、現代に連なる歴史的事象を踏まえつつ、社会における共通の認識の土台が失われた現代において、大人として望ましい心的態度についての考察...、って感じでしたかね(^^;)? どの発言もまっつぐな理性と熱い情念に溢れたものでして、会場で聴いてるだけのわたくしの気分も高揚してしまいました。
いや、でも、決して主体性を放棄して受身で聴いてるのではなく、内発的にコミットするつもりで拝聴してます。どきどき。このドキドキがミメーシスってやつでしょうかね?
# 最後のほうで「高橋和巳がリバイバル流行するかも説」も。
# 12月はイベントがないんだよなあ。寂しい(;_;)。
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