UHED507の日記： 日米ロボット対決感想[ネタバレ注意]

初戦はクラタスが敵側の打ったキャノン砲を華麗にかわして
左手のパンチで見事な圧勝を決めてくれて鳥肌が立った。

というか対戦相手のロボが本当にきれいに後ろに倒れてくれたのもよかったが
あれ元に戻すのは大変なんじゃなかろうか。
絶対自分じゃ起き上がれなさそうだし。

で、2戦目はちょっとがっかり。
お互い距離をとって銃の撃ち合いだ。

まあ、クラタスがドローン飛ばして目くらまししたのは予想外だったけど
ほとんど意味ないように見えた。
その後もくっついた状態でクリンチになるとレフェリーストップ。

リセットして3戦目はクラタスが右手のバルカン砲で射撃
といっても相手に比べれば豆鉄砲みたいなものでいまいち。
しかし今度は相手側はセットを破壊して回転させて防ぐという
中々味な真似をしてくれた。
で接近戦に持ち込まれたわけだけど、相手側の武装がチェーンソーなので
中々思い切った攻撃ができないようだ。
そりゃクラタスは見た目装甲コクピットに見えるけどあんなもん
本気出されたら簡単に貫通してパイロットがミンチにされてしまう
クラタス側もおそらくそれがわかっていて近づいたのち不用意に
動けなくなったんだと思う。
で、最終的に押し合いへし合いしてるうちに実況席のセットまで破壊して
クラタスは負けになってしまった。

全体的な感想としては、すごい時代になったもんだ、と思ったが
クラタスの相手をするロボが武器偏重なのがやや反則気味というか
某人物の言葉を借りれば「せっかくの巨人の格闘に飛び道具を持ちだすかね」
ということに尽きるわけです。

まぁモノがモノだけに本気でバトルするわけじゃなくてプロレス的な
興行としてやってるのはわかるんだけど、決定打になりえない武器を
ちまちま使うとか、あるいは本気でやると死人が出る武器を恐る恐る使うと
いまいち盛り上がりに欠けてしまうように見えるので、そこが今後の課題だと思う。

最後に、倉田さんが言った「すっげぇ楽しかった！」というのは
紛れもない本音だと思うので(見ていて羨ましくなるくらいに！)
これに懲りずこれからも頑張っていってほしいと思う。

今後の課題

[Anonymous Coward]

> 本気でやると死人が出る武器を恐る恐る使うと
> いまいち盛り上がりに欠けてしまう

人間を乗せないで遠隔操作にすればいい(というロボットアニメへの定番のツッコミに早くも到達してしまった)