WindVoiceの日記: 読書感想文5
えーと、こんなに連発で書いて誰か読んでくれてるのかな(汗)。
『Delphiオブジェクト指向ブログラミング』塚越一雄著、技術評論社、1980円
この本はいったん絶版になった後、「復刊ドットコム」の活動で復刊した本。WindVoiceとしては今年読んだ本のベスト3には入る、「ためになる」タイプの本です。基本的には、Borland社のDelphi言語を使わない人には無用の本と思いますが、この利用者であれば必読です。
内容的には、プログラム言語黎明期から、どのような言語仕様が必要とされ、どのように発展する過程でオブジェクト指向というものが発見され、それはどのような思想なのかを筋道を立てて説明するいい本です。読む方はぜひBorland社からDelphi Personalをダウンロードする(あるいはProfessionalを買う)などして試しながら読んでいただきたいと思います。でないとまったくわからないのではないでしょうか。
Delphi言語の源流にあるPascalは教育用に開発された言語で、文法的に紛れが少なく、その代わり礼儀(データ型とか)に厳しい言語でもあります。Cに比べると楽である一方で芸術的なプログラムは書きにくいですし、Perlなどのスクリプトに比べれば「堅い」言語であるため開発に工数がかかりますが実行能率は良く、その中間の使いやすさがあると思います。
私の個人的な感想をいえば、オブジェクト指向言語は、この先は大型で性能志向なプロジェクトだけに利用され、それほどでもないプロジェクトにはスクリプト言語が主流になると思いますが、ま、その中間的な言語もできてきていることですし、一度学んでみたいという方にオススメです。
オススメ度:98点(ただしDelphianに限る)
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