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YoRの日記: アイデアが生れる瞬間、形になるとき

日記 by YoR

一昨日、昨日の続き。

二つの例を挙げる。
アンドリュー・ワイルズがフェルマー予想を解決したときのことをこう表現している。
「それはあまりに美しすぎて、間違いだとは思えなかった」
ロジャー・ペンローズが「皇帝の新しい心」で例に出したある学者の逸話としてこのようなのがあった。
「馬車の中でその解法を思いついてから、実際に解法を完全に思い浮かべるまで、馬車の目的地についていた。」
ただの日記なので、細かい部分が正しいかどうかは保証できない。多分こうだったというだけなので、気にしないで欲しい。

ペンローズはこの例を、アイデアが浮かぶのは一瞬だが、それは一瞬で思い浮かべることができないくらいの量がある。つまり、アイデアはある意味時間を超越したものではないか、というようなものとして紹介していた。ように思う。
私がワイルズの例を出したのは、彼の場合は、アイデアが思いついた瞬間には、まだ未検証であった、というくらいのつもりでいる。

これらを、私は次のようなモデルで説明したいと思う。

人は無意識下で、さまざまなアイデアの確かさを常に比較している。それは一昨日書いたように、大雑把な戦略と、その部分部分の階層でとりえる行動を連想し、それぞれの行動を評価しているのだとする。
その中で、とても高い評価が現れたときに、無意識が意識へと通知する。この瞬間をアイデアを思いついた瞬間とする。
意識は、その戦略に注目し、昨日書いたようにシミュレートする。つまり計画の起点から順に次の行動を思い起こす。連想の最高順位はそのアイデアに関連するものなので、そのアイデアに沿った計画の全貌が意識上に掘り起こされる
その最中で、意識が計画の欠点を見つけたならば、そのアイデアは残念ということになる。
最後まで計画に不備が無かったときには、アイデアを構築、検証し終わったことになる
これで、アイデアは一瞬で思いつくが、それを構築するまでには時間がかかることの説明になる、のではないか。

今日はここまで。まだ続きます。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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