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日記

YoRの日記: ここ数日および自分の家の系統について 1

日記 by YoR

休みを取って実家に帰省している。
いきなりタケノコ掘りに駆り出された。
母方の祖母の実家が持つ地所の竹林でとるとかで、そちらの親戚数軒との共同作業である。少なくともみな私との血縁者であるが、私がよそに出ていた期間が長かったため、ほとんど覚えてない。皆、父と母の両方に似ているという。(複雑な経緯のため、母方の親戚も父方の親戚に繋がっているのであるが…)
頭脳労働系の私に鉄と木でできた農具は重く、それでも三つほど掘ったところ疲れで気分を悪くしてしまいギブアップ。
でも、母が料理してくれたそれはやはり新鮮でおいしい。

近所や親戚や母の友人などにおすそ分けすると、田舎の物々交換でいろんなものがお返しにやってくる。これはよい面での田舎の生態系が維持されていて、労働の対価が金銭ではなく流通するシステムが生きている。

その中で、うちの一族(同じ苗字)で、一族のことを調べているという人がいたので、いろいろ話を聞いてみた。以前、名字を聞かれただけで地方銀行に入ったと人がいると書いたがその人だった。本人から聞くと実はそうではなく、学校の先生の推薦がとてもよかったからだということだった。支店長にまでなったらしい。その人は恩師の言葉に従っただけだと恩師に感謝していた。

私の苗字と同じ苗字は村に五つほどの流れがあり、そのうちの三つは江戸時代後期の系図が町史に乗っており、話を聞いた方の家はそのうちの一つだという。ほかに殿様の直臣だったため明治に士族となった家が一つあり、もう一つは殿様の分家の家臣と記録されている。
私の家の流れも五つの流れのうちの一つだといい、これらのI家は水戸の殿様の分家(高松松平家)についてきた関東にいた家であるとその人は言う。また、士族であった家の系図には桓武平氏と記載されていたとのことである。
自分としてはこれまでの情報で十分である。系図に書かれていた姓の信ぴょう性などどうでもよい。どうせ室町の終わりにはよほどの名家でない限りそんなものわからなくなっているのだから。
また、関東の桓武平氏流I氏は忠常流千葉氏の庶流であるらしいので、まあ、とりあえずそのあたりを自称することにする。だとすると、将門に近いほうの血筋なので、成田山には行けないのか…

また、このような家では同程度の家での通婚や養子が多かったとかで、近くにあるそれなりに大きなI家は、そういうのが複雑に絡み合った挙句、血統はI家で地所はY家を継いだことになっているとか。
ちなみに私の家そのものは、近年の分家なので大きくもえらくもない。

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  • by Anonymous Coward on 2017年04月15日 20時15分 (#3194264)

    なんだか色々とお疲れ様でした。。。
    タケノコ狩りを強制とか、今の時代に物々交換とか、最低なしきたりですね。
    1日でも早く、イナカとかいうわけの分からない縛りから抜け出せますように。。。

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