akiraaniの日記: フェアユースが日本で始まると権利者が困る理由 2
例によって表に粘着ACさんがわいてて、何を書き込んでもストーリーが荒れそうで忍びないので、ゆっくり相手をして上げることの出来る日記で。
基本的に、フェアユースというのは「権利者への経済的損害が社会的利益を上回らない限り文句を言えない」という規定だ。
これがあると何が困るかというと「著作権を言い訳にした新サービスつぶしの裁判で負ける」のだ。
有名どころだと録画ネット事件あたりが該当するのではなかろうか。
もし、録画ネット側がフェアユースを主張できたとすると、放送局側は「具体的に経済的損害があること」を証明する必要が出てくる。
録画ネット場合やってることは単なるタイムシフト録画なので権利者への経済的な損害はない。フェアユースが主張されると、この事実をひっくり返す必要がある。
つまり、家庭用HDDレコーダーでは問題がなくて、録画ネットがあることではじめて生まれる一定額以上の経済的損害を具体的に証明しなければならない。有料放送が録画できるならともかく、無料で放送してる地上波民放でそんな証明は不可能に近い。
そもそも、具体的な損害が発生するケースは警察の取り締まり対象になってしまうので民事裁判に持ち込む必要がほとんどない。結果として、著作権がらみの裁判は著作権法を盾にとった新しいビジネスの阻害行為ばかりになる。
これは権利者にとって見ればいずれやってくるメディア転換を少しでも遅らせて今ある権益を守るための防衛行動であり、適法である限りずっと続けたいだろう。
こういった行為を抑制することが今回のフェアユース導入の真の目的なので、残念ながら権利者は絶対に納得しないと思う。
細かい例をいくら検討しても無駄だ。なぜなら、権利者は検討されているケースについて自分たちに不都合な結論が出れば、また新たに未検討の別のケースをでっち上げるだろう。少なくとも、私が権利者側ならそうする。
既存流通権利者の力が強いため新しいビジネスの立ち上げが出来ず、AppleやAmazonなどの海外勢力にいいようにやられる現状を改善する方法は、既得権益を剥奪して国内サービスを育てるしかない。
フェアユースがそれを目指すのかどうかについては別途検討の余地があるかもしれないが、文化庁で話し合ってる間は実現は難しそうだというのが正直な感想だ。
いっそ、文化の保護観点にかえって、パロディや二次創作に焦点を当てて検討した方が有益なのではないかと思うが……。
国内サービス、ねえ (スコア:0)
と
との間にずいぶん飛躍がありますが、国内サービスを育てるしかない、という根拠は何でしょ? せめて「風が吹いたら桶屋が儲かる」レベルのものをお願いします。
Re:国内サービス、ねえ (スコア:1)
ああ、表では長文お疲れ様でした。
長い割に中身が薄くいし、表では嫌みにつきあうのも他の人に迷惑だしでスルーしてたんですが、日記にコメントいただけると大変助かります。あなたのような方のためにACでも書き込み許可にしてるんで、遠慮なくどうぞ。
矛盾をはらみながら理論武装して知った風に見せかける文章技術は毎回感心しながら見ています。ちょっとした芸ですよね。
今回の場合だと
元の文章を3つに分割
そして、一部を意図的に削除する。
引用元の文章を細工して、全文を二つに分けたかのように見せかける。
一つの文章を2つに分割したかのように見せかけることで、実は重要な部分を意図的に読み飛ばしていることを悟らせない。なるほど、これはぱっと見説得力ありますね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される