akiraaniの日記: 東京都青少年健全育成条例改正問題:消されたASCII.jpの記事についての考察
11/13の日記でねためもしていた東京都青少年健全育成条例改正に絡んでの東京都小学校PTA協議会会長のインタビュー記事が、どういうわけか削除されてしまっていた。(元記事が削除されたため、リンク先ははてなブックマークのもの)
まあ、はてブのリンク先を見てもらえばわかるとおり、かなりの勢いで炎上していたのでASCII.jpではなくインタビューされる側の方から依頼があった可能性があります。
キャッシュとかから拾って全文残しているところが探ばあるのでまあ詳細はそっちをご覧ください。
削除された本当の理由についてはわかりませんが、規制推進派にとってかなり都合の悪い記事だったのは確かです。
一番の問題点は「統計や科学的な根拠がないことを認めている」ことでしょう。
「自明だから調査の必要はない」という立場に立っているのであればまだ言い訳もききますが、調査したけど有効性は見つからなかったので調査してないことにしていたというのはまずい。早い話が大阪地検の郵便不正事件であった証拠隠蔽と同種のごまかしです。
これは思想信条で規制を推進しているということを事実上肯定する発言であり、そういう根拠で規制を公的権力の力で実現しようとすることを一般に「検閲」と言います。
そもそも論をすると、推進派は立場的に反対派交えて討論する公の場には出てはいけない事情があります。特にネット上は非常によろしくない。なぜなら、そのような場では今ある制度を変えようとする改革推進派に必要性を説明する責任があるからです。
実のところ、規制推進の根拠はほとんどが推進派の感情論によるものなので、まともな議論が成立する見込みがない。一方的に叩かれるだけなのが目に見えてます。
そうならないためには「推進派の感情論が通用しない場には出ない」しか対策はないわけです。
実際問題として、MiAUがネットの羅針盤やパネルディスカッションの出演依頼を推進派に行っても誰もOKしないという話があります。
推進派にとって幸いなことに、ネットの世論なんてのは東京都行政議論の場においてはマイノリティも良いところの弱小勢力なので、無理に相手をする必要はない。戦術としては至極真っ当な話です。
というわけで、ASCII.jpのようなネットメディアもそれに近い場なので、安易にインタビューに応じてはいけなかったわけです。それが社会的に正しいかと言われると激しく疑問ではありますが。
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