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日記

akiraaniの日記: JASRAC関連の話題 5

日記 by akiraani

なんかJASRAC関係の話題が目に付いた気がしたので、なんとなく日記に。

 雅楽騒動について

 まず、根本的な認識にいろいろずれがあるように思う。雅楽を構成するのは楽曲ではなく楽器構成と演奏手法だろう。であれば、有償のコンサートがあればJASRAC許諾曲が使われていないかを確認するのは当たり前のことであり、使用していないのであれば聞かれたときにその旨申告しておしまいである。
 話を聞く限り、実際に行われたやり取りは、それ以上でも以下でもない。炎上したのは、純粋に対応窓口の態度の問題だろう。

 JASRACの対応窓口が雅楽についての知識を持っていなかったという点は確かにまずかったと思う。少なくとも、ジャンルとしてどんな曲が演奏されやすいのかくらいは把握しておかないことにはJASRACの本来業務遂行の効率が落ちるはず。現にこうやって炎上して、異例の告知を出す羽目になっているわけで、当然、その分余計な工数がかかっているだろう。
 JASRAC管理外の曲を主に演奏するコンサートと言うのは別に雅楽だけに限った話ではなく、クラシックやオペラなどでも同じはず。そういうケースで逐一今回騒動になったようなやり取りが行われていては業務に支障が出るのは間違いない。

 ただ、雅楽コンサートだからJASRACの申請が必要ないということにはならないので、問い合わせ自体は不要にならない。
 窓口の対応にカチンときて嫌みを言うのは別にかまわないと思うが、だからと言って部外者からの誹謗中傷を無条件に正当化するものではない。ここを履き違えて過激なことをネットで発言している人もちらほら見受けられるが、注意が必要なのではないだろうか。

 MIDIの話

 JASRACのMIDI取り締まりの話がローランドの梯郁太郎氏がTechnical GRAMMY Awardを受賞のトピックで地味に炎上しているようだ。
 DTM文化を振り返れば、当然話題に上るであろう話だと思うが、実際にどのような影響があったのかについてはいろいろ議論の余地があるだろうと思う。

 JASRACがMIDIの取り締まりを強化した直接の原因は、当時立ち上がりつつあった着メロビジネスにあったはず。当時の携帯電話は今に比べると機能もインフラも貧弱で、音声ファイルをダウンロードして着メロにすることは不可能だった。
 このため、各社着メロ用の音源にMIDI音源を使っていたわけだが、そこに着メロ販売というビジネスが絡んだ時に、ネットでフリー公開されている商用楽曲が問題になってJASRACが取り締まりを強化したのではないだろうか。
 その後、着メロ事業は一気に広まっていき、巨大な市場を作り上げるに至るわけだが、そのスタートアップとして一連のMIDI取り締まり騒動が与えた影響は決して少なくないのではないだろうか。

 確かに、当時niftyフォーラムなどでの活動を阻害したかもしれないが、着メロがDTM文化に対して悪い影響しか与えなかったというと決してそういうわけではないだろう。
 DTM文化自体は決して壊滅したわけでもなく、Vocaloidの大ヒットにも見られるように商業的にも無視できない勢力にまで育っている。そして、それらDTM文化の商業進出を最初に支えたのは他でもない着メロでの人気だったことは覚えておいた方がいいと思う。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by manmos (29892) on 2012年12月17日 15時32分 (#2291725) 日記

    「がらく」としか読めないorz

  • by Anonymous Coward on 2012年12月17日 13時32分 (#2291617)

    > JASRACの対応窓口が雅楽についての知識を持っていなかったという点は確かにまずかったと思う。
    > 少なくとも、ジャンルとしてどんな曲が演奏されやすいのかくらいは把握しておかないことにはJASRACの本来業務遂行の効率が落ちるはず。

    MIDIの取り締まりの時もクラシックにまで絡んで不要な炎上を招いていたらしいし、
    どんな仕事であれ、最低限の予習もせずに素人同然の理解のままで尊大に振る舞ってはならんと言う教訓。

  • by Anonymous Coward on 2012年12月17日 14時48分 (#2291683)

    MT-32やSC-55/CM-300が出てきた頃からゲームのBGMでそれらの音源を使う設定が出てきたような気が。
    ちょうど80年代終わりから90年代はじめぐらいのタイミングですね。
    ミュージくんを買ったけど音源を有効に利用できなかった人が初めて音源の価値を見いだしたのがちょうどその頃。

    あとは通信カラオケ?
    まあこちらはMIDIはともかくDTMというくくりで考えるのはちょっと無茶がありそうな気もしますが・・・

    • それはMIDIの話であって、JASRACの取り締まりの話ではないよね。
      #JARASCは古いゲームミュージックはほとんど管理してませんので

      インターネット黎明期のJASRACのMDI取り締まり強化がDTM文化にどんな影響を与えたのか、という話なので、MIDI文化の主役がゲームミュージックだったかとかはオフトピックかと。
      あと、カラオケについてですが、JOYSOUNDの年間ランキングのTOP10にボカロ曲がランクインしていたりするので、無関係と言うほどでもないです。というか、こんな話 [srad.jp]もあってJASRACの影響が無視できない話だったりするのではないかと。

      --
      しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        あーすいません。言葉足らずでしたね。

        >それらDTM文化の商業進出を最初に支えたのは他でもない着メロでの人気だったこと
        に対して最初は着メロじゃないんでは・・・という話。JASRACが関係してるかどうかという話ではないです。

        DTM向けのハードウエア音源は80年代から出てきてますが、最初はハードを売るだけの世界で
        全くというほど音楽ビジネスとなってませんでした。そういう黎明期にそれを商業的に利用してたのが
        90年前後のゲームだったな、という話。

        通信カラオケについては最近のミク曲のような話ではなく、そもそも初期の通信カラオケのハードが
        DTM向け音源に毛の生

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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