akiraaniの日記: JASRACのサイバーロッカー監視責任案 2
なんだかJASRACがひと悶着起こしたというか、理事の人がちと過激な発言があった(個人向けクラウドサービスに著作物保存させるのを禁止して、運営はそれを監視しろとかそんな感じ)ということで話題になっている模様。現状tsudaられている情報だけで前後のつながりやら資料やら見てないので詳細はまたどっかで報道されるのを待つが、おそらく問題の根本にはサイバーロッカー型の海賊版問題があると思われる。
電子コンテンツの海賊版を個人向けのクラウドストレージにアップし、リーチサイトと言われている専用の検索サイトなんかで情報を共有し個人ストレージから海賊版をダウンロードさせるというやり方で海賊版コンテンツを販売するやり方があって、それがもうだいぶ問題になっているらしい。
いろんなパターンがあって全部が全部当てはまるかというと違うっぽいが、有名どころだとMegaupload事件なんかが該当するようだ。
この問題に関しては、やり方は非常によろしくないが、根本的な部分でのJASRACの言い分もわからないことはない。
古いイメージで言えば、コインロッカーで盗品のやり取りするのと同じ話なわけで、ロッカーの利用規約で違法品の保管を禁止して、そういうものを保管する連中を積極的に取り締まれとJASRACは主張しているんだろうと思われます。
クラウドストレージと海賊版問題はそういうサービスが出始めた頃から常に問題視されていて、JASRACもMYUTA事件みたいなかなり強引な論理で先回りして手を打っている。まあ、国内に関してはそれで抑えがきいていたんだろうけど、海外サービスが簡単に利用できるようになってそのやり方にも限界がきた、と。
中身を検閲して取り締まれというのはさすがに無茶ですが、海賊版のDL販売に利用されまくっているという事実はそれはそれで問題なのも確か。その意味でJASRACの言いたいことはわからないでもない、と思うわけです。
現状考えられる対応案としては「サイバーロッカーを共有するような使い方に制限をかけることを義務付ける」「リーチサイトで情報がやり取りされている段階で取り締まりを可能にする」とかかなぁ。
前者のやり方は、たとえば広範囲からのアクセスがあるユーザーはアカウント情報が漏えいしている恐れがあるとしてアカウント自体を凍結してしまうとかが考えられるかな。サイバーロッカー型は、プライバシー保護を隠れ蓑にして個人ストレージを共有ストレージとして使って違法配布をやっているわけで、どう考えても個人の範囲を超えるアクセスがあるものは片っ端から凍結してしまえばいい。
後者の方はいろいろ難しいものがあるけど、リーチサイトやそれに類するサービスの運営者にプロバイダ制限責任法における情報開示義務の強化版のようなものをつけるとかね。正直な話、リーチサイトはパチンコ三店方式の特殊景品買取業者みたいなものなので、アングラ専門の検索サイトが困るような義務をつけてしまってもいい気がするんだよね。
ふと思い出したモノ (スコア:2)
JASRACらが「違法音楽ファイルを特定するモジュール」の導入を推進、お値段は月額5万円
http://yro.srad.jp/story/12/06/05/1036237 [srad.jp]
言いたいことはわかるが筋が悪すぎる (スコア:0)
個人向けクラウドサービスで起こる問題を素直に言っただけならそれでいいのに、
そこで「データセンターが云々」と言ってしまう辺り、お手軽強権の著作権に何でもかんでも結びつけて簡単に解決してしまおうという
腐った根性がダダもれで、そこが世間の嫌悪の対象になってるんでしょう。頭の悪さ含めて。
そのせいで今の著作権自体がもう腐臭漂う悪法になっているというのに。
#腐臭の原因は、法リスクそのものに対する日本(人)のスタンスにも起因しますが。つまり幾分は自分(ら)の匂い。
まあ規制成立までの動きの遅さとか、それまで耐えられない部分に目を潰れない事情があるとか、
抜き出されていないところでそこらへんの話をしてるのかもしれませんのう。