akiraaniの日記: 常温ラーメンの話 6
常温の自販機のストーリーにしたコメントで思い出したんだけど、同じように温いラーメンって特化して作ればおいしいんじゃないだろうか、と前々から思っていた。
袋入りのインスタントラーメンを使って、スープを氷で冷やして無理やり冷やしラーメン、というのをちょくちょくやっているのだが、これをちょっと加減変えると常温ラーメンが出来上がる。
大体の作り方は以下のとおり
- どんぶりにスープ、具(お好み)、本来の半分くらいの量の水を入れて軽く混ぜ合わせ、レンジで煮たつまで温める
- スープを温めている間に、鍋にお湯を沸かし、麺をゆでる
- スープが煮立ったらレンジから取り出して、卵を落とす。(個人的にはここで白身の部分だけを細かく混ぜ合わせて熱を通すのが好き)
- 麺は茹で上がったら、ざるに入れて冷水で冷やしておく
- 卵の白身に熱が通ってかたまったら、氷や冷水を入れてスープを冷ます(ここで冷やすために薄めるので最初少ない水でスープを作る。氷の量で温度調節が可能)
- 麺を投入し、卵の黄身をつぶしてスープや麺にからむように混ぜ合わせる
ちなみに、卵のような加熱の必要がある具を入れないなら、スープは加熱せずお湯でとくだけでもOKです。
動物性の油が使われていると冷やしラーメンでは脂が固まってしまうので危険だけど、インスタントの袋麺は大抵が粉スープだけ、液体スープが付いている場合でも比較的低温でも固まらない植物油が使われているので、高級路線のごく一部以外だいたいいけます。
ただ、おいしいかどうかは別問題で、相性のよくないものもあります。基本的にあっさり系、塩系、とんこつ系(ただし脂っぽくないタイプ)、和風だし系のものとはだいたい相性が良いです。逆に、相性が良くなかったのがカレーや味噌などの塩気ではない辛さが目立つものかな。
たぶん、原因は塩味ですな。ラーメンってごく一部のを除いてほぼすべてが塩味中心ですからね。塩味は温度が低いほど強く感じるらしいので、塩味と他の味でバランスを取っているタイプのスープは冷やしたりぬるくしたりすると、大きく味のバランスが変わってしまうんだと思います。塩気そのものが味の中心か、塩味と同じ温度変化特性の味との組み合わせなら、濃くなったり薄くなったりはあってもバランスは崩れないんでしょう。
理論上、温度を低くして食べるなら、その分スープを薄めるか、スープの絶対量を減らせばいいっぽいです。袋めん二つで一食分のスープしか使わないとか、卵や野菜を足して味を調整するとかね。
ちゃんとした料理人が温度に合わせて味を調節した常温ラーメンってないかなぁ。店で提供しようとすると常温の食材は衛生面で問題が出やすそうだし無理なのかなぁ。スープスパみたいな感じでスープまで食べるあっさり系常温ラーメン、いけると思うんだけどなぁ……。
ぬるくてまずい (スコア:2)
つけ麺は。
デイリーポータルZで見た (スコア:2)
カップ麺ですが、合うラーメン合わないラーメン、アレンジの仕方もちょこっと載っています [nifty.com]
機内食の可能性? (スコア:1)
気圧が低くなる飛行高度であれば常温ラーメンおーけーということが言えそうだし
気圧が低いと味付けが薄く感じるといってたはずなので温度・気圧のパラメータ
をやりくりすれば機内でしか体験できない味の常温ラーメンということも。
なにより、火力を使わないで食事を供応できるというボーナスが。
メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ (スコア:0)
冷やし中華がああいう味付けなのも
冷麺と言って出される冷麺が韓国式でなく、いわゆる盛岡冷麺なのも
つけ麺が、何故、麺は冷やしてあるのにスープは温かいどころか再加熱用のプレートまで完備しているのかも
そういった諸々の疑問は、冷やしラーメンとか冷やし豚骨を食べれば瞬時に答えが出てくるよね
冷やし中華や盛岡冷麺やつけ麺を考案した人達も、レシピ作成の過程で同様の問題に行きついたんだと思う
すなわち、ラーメンスープをそのまま冷やすと不味い
そしてどうしても、油の小塊が浮いたりして見てくれも汚い
そういった試行錯誤の末に生み出されたのが冷やし中華であり盛岡冷麺でありつけ麺なわけだ
塩味がどうとかいう低次元の問題じゃないわけよ
要するに温かいことを前提に調整されたレシピをただ単純に冷やしたことによるレシピ崩壊と
アブラマシマシとか称するゲロを許容できるか否かという問題なわけだよ
我々一般人は、あの油の塊見ただけでヒェッとなる
だから二郎なんて行かないし、冷やしラーメンや冷やし豚骨も一回食ったらもう食わない
常温ラーメンとやらも食うまでもない
Re: (スコア:0)
お前一般人のつもりだったんだ
それに近いラーメンは既に有ります (スコア:0)
つけ麺という。
スープはアツアツでも、麺が冷めてるので、猫舌でも美味しくいただけます。