akiraaniの日記: 中二病のルーツは少年探偵団の七つ道具にあるのでは、という話 9
先日、もの書き系のIRCで出た話題で、(物語的な)中二病という概念はどうやって形成されたのだろうかという話になって、一応結論のようなものが出た。
その結論とは、中二病の原点は江戸川乱歩の少年探偵団に出てくる七つ道具なのではないだろうか、というものだった。
中二病の魅力は一種の選民思想で、血統やら前世やら異世界転生やらもろもろで特別な何かが与えられた存在である、というところから来ている。
大昔の物語ではそういった能力は、それこそ貴族やら武将やらといった、もともと特別な地位にある人間に与えられるもの、もしくは特別な地位に着く立身出世物語とセットになっているものが主(もちろん例外はあると思う)だったが、一般の学生が立場を変えずに暴れ続けるという形式にどうして変わって行ったのか。
そこで出てきた仮説が、少年探偵団の七つ道具がルーツであるという説である。
少年探偵団の七つ道具は当時のお子様向けのグッズとして発売されて大人気となったが、その魅力は「これで僕もBD団の一員だ」という特別感を与えることにある。
この概念が物語中の主人公にフィードバックされ、物語の中に入ることで、誰でも購入できるグッズでなければならないという商業的な制限から開放され、より選民思想的な快楽を助長する方向に特化していった結果、生まれたのが中二病的主人公の概念なのではないか。
子供向けのエンタメが商業作品として流通できるようになって、相応に進化したともいえるので、おそらく世界中で同じ時期に似たような概念が生まれているのではないかと思う。
世界中にメアリー・スーがいるように、世界中に中二病作品はあるだろう。ただまあ、日本の場合はヒーロー像が米英に比べて若いことが多いので、突出して多い、ということはあるかもしれないが。
その辺、南総里見八犬伝あたりまでさかのぼって文学史的に研究してみると案外面白い系譜が出てきたりするのではなかろうかね。
中二病とは違うとしても、 (スコア:0)
その流れだとこの玩具の話も振れないわけにはいかない希ガス
http://bonkura-oyaji.blog.so-net.ne.jp/2009-07-17 [so-net.ne.jp]
そういうのでワクタクするのって、昔から変わってないのでは
Re: (スコア:0)
それ自体が江戸川乱歩の影響の可能性が。
チャンバラ (スコア:0)
するってーと子どものチャンバラごっこは
これでオイラも武士って中二病だったってことか
歴史は平安、鎌倉くらいまで遡りそう
# いざ理想郷チャンバラへ!(違
Re:チャンバラ (スコア:2)
ごっこ遊びは装備が外れると元に戻っちゃうからなぁ。
中二病だったら…装備が外れてもノリが悪くなるだけかな。
Re: (スコア:0)
チャンバラは男達の生きざまです!
#チャンバラ♪チャンバラ♪そいつが男達の生きざま♪
中二病って何ですか? (スコア:0)
議論をするのなら、まず自分たちが中二病の際立った特徴と考えるものを挙げないと
例えば
1. 平凡な子供なのに根拠のない選民意識
2. 金や地位など俗っぽいものではなく精神的・超自然的
など
里見八犬伝は両方そこそこ当てはまるし、中二病やムーに通じるものがありませんかね
Re:中二病って何ですか? (スコア:1)
ここには書いてないですが、もともとの議論は物語におけるキャラクター論なので、いわゆる邪気眼系のキャラクター設定が該当します。
ここで議論するつもりなら定義づけはしますが、IRCでそういう話になったよ、というだけのエントリなのでその辺ははしょってます。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
邪気眼系か…。
ふと思ったが、わりと真正面から中二病扱った作品の系譜の一つとして、
ウィングマンとか古典なんじゃないかと思った。
#まあ、結果的に周りから見て滑稽という点は同じだが、
#邪気眼系の「自分はかっこいい何かだ」ではなく
#「自分はあこがれた何かになる」って他者への働きかけも付属した方向性だった。
#その分障害も多かった。学校の先生とか。
Re: (スコア:0)
3.特徴的で恰好をつけているが総じて陳腐な言い回し
もありますか
1の補助として
1'.本人の努力よりも他人に見出される、生まれや特殊能力に基づく
もあるかも
邪気眼のことを教えてくれた指導者はどうなってるのか知りませんが
平凡で特に才能もない子供が人並外れた存在になるにはこういうところに落ち着くんでしょうか
凡人だから結局3だというのも微笑ましい