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日記

akiraaniの日記: 海賊版サイトとの戦いはどうなっていくのか

日記 by akiraani

Cloudflare、海賊版サイト「漫画村」の運営者を開示 関係の話

正直、今回の話は個別案件でとても一般化できるものではないだろうという気はする。いわれている通り、Cloudflareはまだ良心的で、たまたま日本と現地の両方の弁護士資格をもつ弁護士がいて、たまたま原権利者とコネがつなげられたから比較的スムーズに話が進んだのであって、ある種の幸運が重なった結果が今回の開示につながったというのが実情だろう。
今回、漫画村運営もわきが甘いところがあるからいろいろ付け入ることができたが、多分いたちごっこはこれからも続く。本格的に海外業者が参入してきたりすると、ある種の劇薬、銀の弾丸が必要になろう。

政府の名指しから始まる一連の騒動で、もっとも大きな効果があったと言えるのは、海賊版サイトの問題が大きくメディアで取り上げられるようになったことだろうと思う。これによって大衆の監視の目が機能するようになって、目立つものが現れたらリンチ的につるし上げされるようになった。
いわゆる電凸で広告引き上げさせたり、賞金つけて首謀者探すなんてこともやりやすくなった。

この流れで、個人的に期待するのはAIによる自動取り締まり。
商売として海賊版を専門に流すようなところってのは、人間が見れば一発で判別がつく。人間には簡単に判別がつくのであれば、ある程度データを蓄積すればAIがクロールして早期かつ高精度に見つけ出すことも難しくはないはず。これができるようになれば、実用的なブラックリスト運用が可能になる。
ブラウザなりOSのアンチウィルス機能なりがそういうブラックリストをチェックして警告するようになるだけで、カジュアルユーザーから隔離できるようになるはず。

それとは別の方向性として広告の透明化も手段として有効だろうと思う。
有効というか、海賊版に限らず、デマサイトやヘイトスピーチ、悪質広告対策だとかのさまざまな方面から今後対応する必要があるだろう、という感じ。
アドネットワークが広告主をちゃんと審査して、出稿先も外部や第三者が追跡できるようにする(というか、しないところを法的に排除する)だけで状況はガラッと変わるはず。

結局のところ、必要なのはブロッキングではなくゾーニングであり、自由と責任に比例してどのゾーンを使うかを利用者が選択できるようにすることでインターネットの自由を守る、というのが落としどころではないだろうかね。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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