akiraaniの日記: プチコン4でバンブラもどきを試作して見た結果
週末、プチコン4でバンブラのフリー演奏ツールを試作して動作確認してみた。
プチコン4でのサウンド機能でバンブラもどきを作ろうと思うと、BEEP、BGMPLAY、PCMの3つの手段がある。それぞれ一通り試してみた。
BEEP
BEEPなどとついているが、中身はプリセット音声ファイルを指定したピッチで再生するという命令。
最大の利点は同時発生音数が多くて、ボタン同時押し和音が可能なこと。
難点は楽器として使える音色はそんなに多くない、ロングトーンができないといったあたり
あと、命令を実行してから実際に音が出てくるまでに若干のラグがあって、微妙に演奏しにくい。体感ではプチコン3号でBGMPLAYを使った場合くらい。
BGMPLAY
プリセットBGMやMMLで記述した自作BGMを再生する命令。
利点は音色が豊富なこと。GM互換の楽器が使えて、各種エフェクトもかけられるし、ロングトーンも可能。
それと、プチコン4ではコマンド実行してから音が出るまでのラグがBEEPより少ない。なので一番演奏しやすかった。
難点は、同時発生音数が1しかないこと。ユーザー自作BGMはトラック番号を指定しても無視して0番で再生されるらしく、ユーザー作成曲を同時に二つ以上再生することができない。この辺はプチコン3号と同様の仕様。
PCM
PCM音源は、プチコン3号では高度サウンドユニットが必要だったが、プチコンBIG、プチコン4では標準搭載されている。
パンブラフリー演奏で使う場合の利点は、ロングトーンがやりやすいこと。やりやすいというか、PCMSTOPで明示的に止めない限りなり続ける。
難点は同時発生音数が1しかないことと、音色の作成がめんどくさいこと。外部からファイルを持ってくることができないので、マイクを使ってサンプリングするか、波形データを自作する必要がある。
あと、再生して止めてを繰り返すと妙なノイズが発生してしまった。今のところ原因不明。多分波形データが途中から再生されているのが原因だと思うのだけど、今のところ再生位置のリセット方法が分かっていない。
3号だと一番反応が良いのはBEEPだったんだけど、4だとMMLの方が反応が良いのは正直予想外だった。あの楽器もBGMPLAYでの演奏をメインにすることにしよう。
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