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日記

akiraaniの日記: スピーカーとマイクが音楽に与えた影響を調べたがわからなかった、という話 3

日記 by akiraani

 最近、ちょっと疑問に思ったので調べてみたことがある。それはスピーカーとマイクの発明で音楽はどう変わったのか、という話だ。

 影響はどう考えてもデカい。
 スピーカーとマイク発明以前は、大規模なコンサートは楽器の数をひたすらそろえて音量を確保するオーケストラ構成が必須だったはず。もちろん、歌手もオペラ歌手のような超人的な声量を実現できる歌唱法でないとなかなか専業では成立しにくかったはず。
 では、発明後はどのような変化があったのか、それはどれくらい劇的なものだったのか。そういった情報がちょっとググった程度では見つからなかった。

 スピーカーとマイクの発明は歴史的には電話の発明(1876年)にさかのぼるようだ。それとほぼ同時期に録音技術も発明されている。
 その後、1900年代前半にはレコードプレイヤーが普及してるようなのだけど、スピーカー発明以前と以後で音楽はどう変わったのかがググった程度だとなかなか出てこない。

 少なくとも、クラシック音楽と呼ばれるジャンルの音楽があらかたオーケストラ構成を前提とするのは、大規模な演奏会のためにはそのような構成が必須だったからだろうと推測できる。オペラ歌手の発声法も大音量が出せることを前提にしているのもおそらく間違いない。
 ただ、いわゆる流しの音楽家、大道芸のような形式で音楽を奏でて日々の糧を得る職業音楽家はいろんな物語にも登場するし、それなりに古くからいたはず。
 オーケストラで有名な人が、路上の音楽家から成り上がったみたいなエピソードはほとんど聞いたことがないので、文化的には隔絶された存在のような気がする。まあ、今でも音大のような高等音楽教育はすべからくクラシックから入るみたいなイメージはあるんだけど。

 スピーカーとマイクが発明されてからの音楽と言えば、思いつくのはジャズだろうか。文化的にはラジオの影響も強いだろうから、スピーカーとマイクが直接的に影響を与えたのかは微妙なところがある。

 劇場のオケピットが不要になるといったことも、音楽需要を大きく変えた可能性があると思うが、これもあんまり情報がない。

 そんなわけで、素人が片手間に調べる程度では大した情報は見つけられなかった。文化研究をやってる専門の人だとそういう情報もあったりするんだろうかね。

  • by Anonymous Coward on 2020年03月17日 14時22分 (#3780672)

    ってのが最も大きいかと。話の中でちらっと触れられてましたが、ラジオとかわかりやすい例ですね。
    録音と再生もマイクとスピーカーの存在が前提です。
    音楽そのものより音楽産業へのインパクトと考えた方がわかりすいんでしょうかね。

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  • by Anonymous Coward on 2020年03月17日 14時59分 (#3780699)

    ジャズは吹き込んでレコード作るのも多いけど、ライブも重視している。
    演奏ごとに各プレイヤーがソロでアドリブやるし。

    > 今でも音大のような高等音楽教育はすべからくクラシックから入るみたいなイメージはある
    バークリー音楽院とか、ジャズのための音楽理論とかジャズのための高等音楽教育も。

    ジャズは何かと難しい感じ。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年03月17日 19時57分 (#3780887)

    アコースティック録音 [wikipedia.org]と電気録音 [wikipedia.org]
    音声・音楽の記録技術にもこの二つの世代交代がありまして、後者はマイクの発明後に実現できたものです。
    また、マイクを用いて空気振動が電気信号に置き換わったことで、ダイレクトカッティング以外の方法で(例えば磁気記録装置を通じて)演奏場所とは別な場所でカッティングすることも可能になりました。

    あと、電気録音の進歩の後は多重録音が可能になりましたので、演奏者の人数を水増しして録音するなども可能になってますね(まあ、一人デュエットとかを水増しとは言いませんが)。

    ここに返信
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