akiraaniの日記： 年末にトイロパークとすし松に行ってきた話

　いい加減いつの話だって感じですが、年末のお話。
　コミケのために上京してきた知人にサークルチケットを渡すついでに、以前から実物を見たいと思っていたミニ四駆のデジタルサーキットに行ってきました。
　近頃のお子様はこんな素晴らしい環境で遊ぶことも出来るのかと感動しきり。

　技術的な詳しい話は、専門スタッフがいなかったのであまり聞けなかったのだけど、マーカーはRFIDとかが埋まっているわけではなくて単純に光学追跡のみで処理しているらしい。原理的にはNintendo Laboでも使ってるIRマーカーっぽい。追跡用カメラは天井付近に設置されていたWebカメラ一つのみのようだった。それであのスピードで走り回る物体を追跡出来るのか……。

　あとは、AR砂場でもちょっと遊んでみたが、あれもよくできてたねぇ。上に吊してあるプロジェクタが砂に映像を投影して、山を作ると岩山になったり火山になったり、逆に大きな穴を作るとそこが海になる。地形に合わせてカモメや牛や魚といった生き物が走り回り、センサーマーカーをかざすと付近を探索して埋もれた宝箱の位置を検知して、そこを掘ると宝箱が出てきてコインが溢れたり黄金の像が出てきたりする。
　特に感心したのは、拡大鏡のアイデア。棒の先に丸い板が付いていて、付け根にマーカーが張ってあるだけのものなんだけど、カメラの方でマーカーを認識して丸い板の部分に真下の映像を拡大投影することで、あたかも虫眼鏡で地面を拡大して居見ているかのように見せている。
　こちらも見た感じカメラは一つしか見当たらなかったが、これはさすがに深度センサ付きかなぁ。

　他にも面白そうなのはあったんだけど、お子様がまだいっぱい遊んでたり、塗り絵の用紙がなかったりで軽く見ただけだったけど、これはお子様大興奮だろうなぁという感じ。
　全般的に、ソフトウェア的な部分でがんばって、ハードウェアはそこまでごっついものではなかった印象。マーカー素材とかの選定とチューニングが大事なんだろうね。

　そんなわけでトイロパークを堪能した後は、蒲田のすし松へ。
　松屋のレア店舗の中で、一回行ってみたいと思ってたのがここ。そこそこのクオリティのものが高コスパで食べられるタイプの店が多い松屋で、すしってどうなのというところに興味があった。
　結論から言うと、だいたい予想通りの感じで、ネタはどれも脂がのってて美味しかった。お値段的には大手回転寿司の1.5～2.0倍って感じかな。つまり、普通の寿司屋だった。
　店内には回転寿司のレーンも一応あったんだけど、ご時世からか単に時間帯のせいか、寿司は回っておらず、メニュー代わりなのかポップだけがぐるぐる回ってた。寿司は回転レーンの内側に居る寿司職人さんに直接注文して握ってもらう形。
　なお、会計は回転寿司と同じく皿単位でカウントするので、茶碗蒸しや盛り合わせを頼むと、品物とは別に会計カウント用の皿が一緒に出てくる。このあたりの割り切り方が松屋フーズって感じ。
　男二人でそこそこ食って合計5000円ちょい。酒はいっさい頼まず晩飯のつもりで寿司だけ食いまくった結果なので、まあこんなもんじゃないかなと。